先月、学校の行事で、東京の代々木公園周辺を訪れ、その後、デング熱に感染した疑いが出ていた新潟県の１０代の男性について、国立感染症研究所の検査の結果、感染が確認されました。
デング熱の感染が確認されたのは、新潟県内の１０代の男性です。
新潟県によりますと、男性は先月２４日、発熱や頭痛などの症状を訴えて新発田市内の病院に入院し、新潟市内の検査機関でスクリーニング検査を行ったところ、国内で相次いで感染が確認された「デング熱」の陽性反応が出ました。
男性は、学校の行事で先月２０日、東京・渋谷区の都立代々木公園の周辺を訪れていたということです。
男性は、海外への渡航歴はなく、国内で蚊に刺されて感染した疑いが強いことから、新潟県は、男性の検体を国立感染症研究所に送り、確認の検査を行っていました。
この男性について、厚生労働省は１日、「デング熱」に感染したことが確認されたと発表しました。
男性の入院は１日で９日目となりましたが、関係者によりますと、熱も平熱になるなど、症状は快方に向かっていて、食事もしっかりと取っているということです。
また、新潟県によりますと、男性と同じ行事に参加した学校の関係者についても、これまでに、デング熱の感染を疑うような報告はないということです。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034232432.html
