西アフリカで感染が広がるエボラ出血熱について、お盆休みで海外からの帰国ラッシュを迎えた成田空港検疫所では、掲示板で入国者に注意を呼びかけるなど対策を強化している。
世界保健機関(WHO)によると、エボラ出血熱による死者は13日までに計1145人に達し、感染の拡大傾向が続いている。
成田空港に西アフリカからの直行便はないが、滞在者が乗り継ぐ可能性もあるため、検疫所ではサーモグラフィーで入国者の発熱状況を確認している。また、検疫所前の電光掲示板では旅行者に、エボラ出血熱で死者が出たギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアのいずれかに滞在した場合は検疫所職員に申告するよう求めている。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140817/bdy14081700490001-n1.htm