3日午後6時半ごろ、大阪市東住吉区今林の今里筋で、同市の男性会社員(49)が乗用車を運転中、信号待ちの車に追突した。相手の男性運転手(55)が首に軽いけが。追突した男性は府警東住吉署に「低血糖症で事故の少し前から意識をなくしたと思う。医師から運転を控えるよう言われていた」と話しており、同署は自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)容疑を視野に調べている。
同署によると、男性の車は追突後も約70メートル走行して停止。追突された運転手が駆け寄った際もしばらく意識がもうろうとした状態だったという。男性は同署に「普段は運転しないが、雨が降っていたので自家用車で通勤した」と説明している。
6月30日には同市中央区の御堂筋交差点で、糖尿病の治療を受けていた男性(65)の車が暴走し、男女2人をはねて重軽傷を負わせる事故が起きている。この男性も約2キロ手前から急停止などの異常運転を繰り返しており、府警が低血糖の症状で意識を喪失していたとみて捜査している。
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