みなさん、「よく噛(か)んで食べる」ということにぜひトライしてください。
実は意外と噛んでいない人が多いのです。
片側の噛み癖があったり、食事をよく噛まずに食べている人は、「咀嚼(そしゃく)筋」と呼ばれる筋肉が硬くなります。すると「表情筋」の柔軟性にも影響し、表情が乏しくなりがちです。
口元は、顔の筋肉とつながっているので、よく噛むことは、表情筋のエクササイズになり、たるみ予防にもつながります。
また、よく噛むことで、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐことができると言われています。 またよく噛めば、たくさんの唾液が出てきます。そこには、体の働きを調整してくれるさまざまな酵素やホルモンが含まれています。たとえば、アミラーゼという酵素は、糖質を分解したり、口腔内の細菌の増殖を抑えてくれます。また、虫歯や歯周病の予防にもなります。
とにかくゆっくりよく噛みましょう。一口30回を目安にトライしてくださいね。