いま健康志向を背景に売り上げが伸びる「大麦」。都内のレストランでもメニューとして提供されるほか、スーパーでも押麦、もち麦、米粒麦などさまざまな種類が並んでいます。大麦が注目される最大の特徴は食物繊維の多さ。白米の20倍、玄米の3倍にもなります。今回、お笑いコンビの「髭男爵」の2人に麦ごはんを食べてもらい、その効果を調べると、食後の血糖値の上がり方が緩やかになることが分かりました。血糖値の上昇を抑制するとされるのが水溶性食物繊維である「βグルカン」です。大麦にはβグルカンがほかの食物に比べとても多く含まれ、体内でネバネバの状態になり血糖値の上昇を抑えてくれるのです。番組ではパラパラしやすい麦ごはんを家庭でおいしく炊く方法や、毎日のおかずやデザートなどに使う方法など大麦の魅力をご紹介しました。
■大麦グラノーラ
【材料・作りやすい分量】
・押麦・・・200グラム
・砂糖・・・大さじ4
・メープルシロップ(またははちみつ)・・・大さじ2と2分の1
・水・・・大さじ2と2分の1
・サラダ油・・・大さじ1
・塩・・・ひとつまみ
【作り方】
1.押麦以外の材料を鍋で温め、ひと煮立ちしたら、押麦を加え混ぜる。
2.鍋を傾けてもシロップが垂れなくなったら、天板に流し入れ、平たく伸ばす。
3.170度に温めたオーブンでおよそ15分焼く。
4.粗熱がとれたら、ほぐして完成。
※保存瓶に入れれば、およそ1か月保存できます。
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
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NHK「あさイチ」2014年6月9日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20140609-a-007.html