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栄養効能から調理法まで!カレーに入れたい夏野菜16種類のマメ知識まとめ

夏のカレーといえば、スパイスを効かせて野菜を主役にしたものがメインですよね。太陽をたっぷり浴びて育った夏野菜は栄養も満点です。疲れやすくバテてしまいがちな夏こそ、旬の野菜を食べて元気に乗り越えたいですよね。

そこで、ここでは「カレーに入れて美味しい、夏野菜に含まれる栄養」についてご紹介します。

かぼちゃに含まれる栄養成分

栄養成分

  • カロチン
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • 食物繊維
  • カリウム

効用

カロチン、ビタミンC、ビタミンEはアンチエイジング効果や皮膚や粘膜を健康に保つ効果があると言われています。また、食物繊維は腸内環境を整えてくれます。日に焼けてしまった日や便秘気味の時におすすめです。

かぼちゃをカレーに入れる時は一度油でさっと炒めると、煮崩れも防げるうえにビタミンEの吸収率も高めてくれます。

トマトに含まれる栄養成分

栄養成分

  • カロチン
  • リコピン
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • カリウム

効用

リコピンには抗酸化作用があり、免疫力アップが期待できます。またカリウムは、余分な塩分を体外に排出してくれるのでむくみ解消にもつながります。赤ければ赤いほど、リコピンが多く含まれています。買う時にはより赤いものを選んでみましょう。

トマトは水分が多いので、カレーに入れる時はカレー自体の水分を少なめにしましょう。トマトはじっくり煮込むことで甘みが増します。

ナスに含まれる栄養成分

栄養成分

  • ポリフェノール
  • カリウム
  • アントシアニン

効用

ポリフェノールの抗酸化作用、アントシアニンによる眼精疲労の回復に効果が期待できます。ナスは水に浸してアク抜きをするのが一般的ですが、カレーに入れる際はアク抜きをしなくてもさほど気になりません。

ナスもかぼちゃと同様事前に油でさっと炒めておきましょう。煮崩れしにくく、食感を楽しめます。
水分を多く含んでおり身体を冷やす作用もあるので、食べ過ぎには注意しましょう。

冬瓜に含まれる栄養成分

栄養成分

  • ビタミンC
  • 食物繊維
  • カリウム

効用

ビタミンCが美容と免疫力アップに、食物繊維でダイエットにも効果的です。カリウムの利尿作用により、高血圧にも効果的です。

冬瓜の皮は硬くて食べられませんので、皮を剥いて皮がついていた面に切れ込みを入れて味がよく染み込むようにしましょう。

きゅうりに含まれる栄養成分

栄養成分

  • カリウム
  • ビタミンC
  • カロチン
  • ポリフェノール

効用

「世界一栄養がない野菜」とも言われるきゅうりですが、90%以上が水分でできており身体を冷やす効果があるので、暑い夏にはぴったりの野菜です。また、カリウムは余計な塩分を排出してくれますので、高血圧の方やむくみが気になる方にもおすすめです。

アルコール代謝を促す働きもあるので、二日酔いの時に食べてもいいですね。

ゴーヤに含まれる栄養成分

栄養成分

  • ビタミンC
  • カリウム

効用

ゴーヤには、トマトの5~6倍ものビタミンCが含まれているそうです。ゴーヤも余分な塩分を排出するのを助けてくれます。また、ゴーヤの苦味成分が食欲促進にもつながりますが、胃を刺激するので食べ過ぎには注意しましょう。

苦いイメージのあるゴーヤですが、薄く切ってきちんと下ごしらえをしたり、カレーに入れる時は事前に油で炒めることで苦味を感じにくくなります。
あまり薄く切り過ぎると栄養成分や旨味まで流れてしまうこともあります。2mm程度を基準にしましょう。

とうもろこしに含まれる栄養成分

栄養成分

  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • カリウム
  • 食物繊維
  • 炭水化物

効用

ビタミンB群は、疲労回復の効果とストレスへの抵抗力を高めてくれる効果が期待できます。食物繊維も豊富に含まれているので、腸内環境を整えてくれます。ビタミンB2が不足すると肌荒れを起こしたり、口内炎ができることもあります。

また、とうもろこしには豊富や炭水化物が含まれているので、エネルギーにしやすいのも魅力的です。

みょうがに含まれる栄養成分

栄養成分

  • カリウム

効用

塩分を排出してくれるほか、独特の香りによって食欲を促進する効果もあるため、薬味として活躍します。また、東洋医学ではホルモンのバランスを整え血行を促す効果があると言われており、生理不順、生理痛、肩こりなどにも効果があると言われています。

カレーに入れる時には、最後に薬味として生のまま上に乗せてみてください。さっぱりしたカレーになります。

にんにくに含まれる栄養成分

栄養成分

  • ビタミンB1
  • カリウム
  • アリシン
  • 食物繊維

効用

においの元であるアリシンには抗酸化作用と抗菌作用があります。またアリシンは血液をサラサラにしたり、ビタミンB1の吸収を助けてくれます。ビタミンB1は疲労回復に必要な栄養です。

カレーに入れる時は、最初に刻んだにんにくを油で炒めてから、具材を炒めるとにんにくの香りが移っておいしく食べられます。そのほか、刻まないで具材の1つとしてそのまま入れる方法、最後におろしにんにくを入れる方法などがあるそうです。

枝豆に含まれる栄養成分

栄養成分

  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンC
  • カリウム
  • カルシウム
  • 食物繊維

効用

ビタミンB群が疲労回復に、ビタミンCが美容にも効果的です。食物繊維も含まれているので腸内環境も整えてくれます。

また、良質なたんぱく質は肝臓を保護してくれ、さらにカリウムには利尿作用があるので、次の日までアルコールを残したくない時のお酒のお供にぴったりです。

ししとうに含まれる栄養成分

栄養成分

  • カロチン
  • ビタミンC
  • カリウム
  • 食物繊維
  • カプサイシン

効用

ビタミンCが美容に、カリウムが塩分を排出してくれます。また、唐辛子にも含まれるカプサイシンによって発汗作用や血行がよくなる効果が期待でき、豊富な食物繊維も含まれるのでダイエットにも最適です。

カレーに入れる時は、ししとうだけで油でさっと炒めて最後に鍋に入れましょう。そうすることで独特の歯ごたえを楽しむことができます。

いんげんに含まれる栄養成分

栄養成分

  • カロチン
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • カリウム
  • 食物繊維
  • カルシウム
  • アスパラギン酸

効用

ビタミンB群が夏バテの解消に効果的です。アスパラギン酸も疲労回復に役立つほか、アンモニアを体外へ排出するのを助けます。

インゲンの食感を楽しみたい場合は一緒に煮込まず、インゲンだけ塩水で茹でてから加えると食感や鮮やかな色合を楽しむことができます。

オクラに含まれる栄養成分

栄養成分

  • カルシウム
  • カロチン
  • 食物繊維
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • カリウム

効用

オクラの食物繊維は独特の粘りがあります。このネバネバ成分が胃壁を保護してくれますので、胃が疲れているなと感じた時にはオクラを摂ってみましょう。皮膚の健康を保ってくれるカロチンも豊富に含まれています。

ネバネバを楽しみたい方は細かく切って加えてもいいですが、「カレーにネバネバはちょっと…」と思う方は、ヘタを落として半分に切っていれましょう。さほどネバネバは気になりません。

しそに含まれる栄養成分

栄養成分

  • カロチン
  • カルシウム
  • 亜鉛
  • カリウム
  • ビタミンC
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンE
  • 食物繊維
  • カロチン
  • アルファリノレン酸
  • ペリルアルデヒド

効用

脂肪酸であるアルファリノレン酸がアレルギー症状を鎮めてくれます。また、ペリルアルデヒドという香り成分には殺菌作用と防腐作用が期待できます。お弁当などにしそを敷くのはこの効果のためです。

カレーに入れる時は、出来上がってから刻んだしそを上からかけると、さっぱりとしたカレーに仕上がります。

ピーマンに含まれる栄養成分

栄養成分

  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • カロチン
  • カリウム
  • ビラジン

効用

ビタミンCとビタミンEによる肌荒れの改善、抗酸化作用が期待できます。また意外ですが、ピーマンにもダイエット効果があるカプサイシンが含まれているのでダイエット中にもおすすめの野菜です。青臭さのもとであるビラジンは血液をサラサラにしてくれる効果があります。

カレーに入れる時は、煮込むと嵩が減るので多少「ちょっと多いかも」と思うぐらいの量を入れるとちょうどいいかもしれません。

モロヘイヤに含まれる栄養成分

栄養成分

  • カロチン
  • カルシウム
  • カリウム
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • 食物繊維
  • ムチン

効用

「野菜の王様」と呼ばれることもあるほど栄養が豊富です。免疫力を高めたり、美容にも効果があります。また貧血の防止やコレステロール値を下げてくれる効果も期待できます。ぬめり成分であるムチンは、デトックスを助けてくれます。

旬の夏野菜は栄養満点

栄養が豊富で普段の食生活に欠かせない野菜ですが、旬の野菜は特に栄養も旨味もたくさん詰まっています。暑さで体力を奪われたり、紫外線でお肌の健康も気になる夏は夏野菜をたくさん食べて元気を取り戻したいですね。

生で食べるのがなかなか難しい野菜でもカレーにすればおいしく食べられますし、カレーのスパイシーな香りが暑い日でも食欲を高めてくれます。

トマト、かぼちゃ、ピーマンなどの定番の野菜から、モロヘイヤや冬瓜などなかなか口にする機会がない野菜まで、ぜひたくさん食べてみてくださいね。

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