ことし、ダイオウイカが相次いで捕獲されたり、カツオが不漁になるなど、日本近海に“異変”と思われる現象が起きています。その原因の1つと考えられるのが、世界的な「海水温の変化」。中でも注目されているのがペルー沖の海水温が高くなる「エルニーニョ現象」が起こる可能性が高くなっていることです。
エルニーショ現象が起こると、太平洋高気圧が日本列島に張り出しにくくなり、気温の低下、日照不足、大雨・豪雨が増えるなど、冷夏になる恐れが高いと言われています。
「ことしはエルニーニョ現象が起こる可能性が高い」という気象庁の発表(5月12日)を受け、これから夏の日本の天候について、気象予報士の小林さんに解説してもらいました。
■日本および世界の海水温の情報について
気象庁のホームページで確認できます。
「海洋の健康診断表(海洋の総合情報)」
ホームページ:http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/shindan/index.html
■エルニーニョ現象について
気象庁のホームページで最新の情報が確認できます。
「エルニーニョ/ラニーニャ現象」
ホームページ:http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/elnino/index.html
NHK「あさイチ」2014年5月23日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20140523-a-001.html