パソコンのモニタ画面をずっと見ていると目が充血してくる、痙攣してくる、という症状はありませんか?
そんな症状がある場合は、もしかするとドライアイかもしれません。ここでは、ドライアイについて簡単に解説します。
最近ドライアイの人が増えてきています。ドライアイとは目の表面が極度に乾燥してしまう病気です。
目の表面は通常涙に覆われることで守られているのですが、様々な原因によって涙が不足した状態になってしまい、目が乾燥してしまうのです。
その結果、眼精疲労や充血・痙攣・角膜や結膜の障害などの症状が表れてきます。ドライアイかどうかを判断する時に使われている簡単な基準に、10秒間目を開けていられるかどうかということがあります。開けていられれば良いのですが、開けていられなかった場合にはドライアイと考えられます。
ドライアイは涙が不足することによって引き起こされます。涙が不足すると酸素がきちんと角膜に行き届かなくなったり、異物を流すことができなくなったり、殺菌作用が働きづらくなったりするのです。
そのため、ドライアイ対策を考える場合にはまず目の乾燥をできる限り防ぐということが重要になってきます。
乾燥を防ぐためにまず大切になってくるのが、部屋を適度な湿度に保つということです。涙は部屋が乾燥している状態だと気化してしまいやすくなります。
そのため、あまりにも乾燥し過ぎている場合には加湿器などを使用するようにするべきです。
そこでドライアイ対策として行うべきことは、長時間の作業をせずにきちんと休憩を取るということです。パソコンによる作業や運転は仕事で行っている人も多いため、どうしても長時間頑張って続けてしまいがちです。
しかし、長時間作業をしていると疲れやすい目になってしまいますので、結局仕事に支障をきたしてしまうことになってしまいます。そのため、作業の合間に休憩を入れることがとても大切なのです。
中にはコンタクトレンズの使い方が間違っているためにドライアイになってしまっているというケースもあります。コンタクトレンズも目が乾燥しやすくなってしまう原因になっていることが多いのですが、特に間違った使用方法をしていると重篤な症状が出てしまうということがあります。
そのため、使用方法をきちんと守って使うことが重要です。
MocosukuWoman編集部
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