野菜炒めに角煮、酢豚など、色んな料理に登場する豚肉。簡単ひと手間で、美味しくヘルシーに豚肉を食べるコツをご紹介!
なんと、バラの脂質はヒレの18倍!!
豚肉は、その部位によって、脂質の量が異なります。
脂質の量が多い順番に、バラ、ロース・肩ロース、肩、モモ、ヒレ。
脂質の一番少ないヒレを基準に考えると、バラの脂質は18倍にもなっています。
※写真は左から、バラ、ロース、肩ロース、ヒレの順番に並んでいます。
料理に適した部位選びを
ヒレがいくら低カロリーといっても、何にでもヒレを使うことをおすすめする訳ではありません。料理には適した部位があるのです。
例えば、煮込み料理には肩やバラ、生姜焼きには肩ロース、豚カツならロースやヒレ。この他、焼き豚ならロースやバラ、ステーキならモモやヒレが向きます。
ひと手間でヘルシーに
豚肉を上手に活用しながら、プラスひと手間で脂質がカットできます。その1つが脂身を取り除くこと。
ロースや肩ロース、肩、モモといった脂身つきの肉は、調理前に白い脂身を包丁で切り落とすことで、15~40%の脂質がカットできます。
また、脂身が切り落とせないバラにもヘルシーにいただくコツが!
たとえば、カレーを作る際、前日までにルーなどを混ぜる前まで煮込み、いったん冷ましておきます。翌日、スープの表面に浮いた脂を取り除くことで脂質がカットできます。