これからうだるように暑い夏がやってきます。そこで「暑気払い」をしてすっきりするというのはいかがでしょうか?
ですが「暑気払いって何?」という人も少なくないですよね。暑気払いとは「飲んで暑さを忘れよう」という目的で催す飲み会のことをいいます。
そこでここでは暑気払いの基本からイベントの催し方まで、暑気払いについて詳しくご紹介します。
暑気払いについて詳しく知ろう
暑気払いは元々「飲み会」という意味ではなかった
暑気払いとは、そもそも「体を冷やす効果のある飲み物や食べ物をとり、体の中の熱気を逃がして暑さを払う」という意味の言葉でした。
そこから転じて、最近では「暑い時はビール」という発想をする人が多いので、暑気払いといえば飲み会のことを指すようになりました。
どの時期に行うといい?
時期に関してはっきりした決まりはないのですが、梅雨が明ける頃から秋分の9月20日頃までが一般的な暑気払いの時期となっているようです。
つまりビールが1番おいしい時期ということですね。
暑気払いの飲み会を企画する方法
暑気払いの飲み会を催す時に困らないように、一通りの段取りを把握しておきましょう。
STEP1:幹事を立てる
堅苦しくない飲み会とはいえ、幹事を立てた方がスムーズです。参加人数が多い場合は最低でも2人以上の幹事を立て、日時やお店や予算などを決めます。
STEP2:会場・催し内容を決める
場所はいつも使っているような居酒屋で良いと思いますが、夏ならではのビアガーデンや屋形船、変わり種ではバーベキューや流しそうめんも喜んでもらえると思います。
暑気払いだからと言って特別なことをやる必要は無いのですが、「アイス早食い競争」など、暑さが吹き飛ぶようなゲームは暑気払いならではで盛り上がりそうですね。
STEP3:案内状を作る
会社の人と暑気払いの飲み会を催す時は、簡単なものでもいいので案内状を作るのがおすすめです。案内状に必ず書くものは、
- 簡単なあいさつ
- 開催日時
- 会場
- 会費
- 参加・不参加の申し出の方法、締め切り日時
- 幹事の連絡先
だけで、あとは自由に書いて大丈夫です。堅苦しくない、楽しい飲み会をイメージさせるようなあいさつで始めると好印象ですよ。
あいさつの例文として、
「暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。まだ夏本番ではありませんが、早くもバテ気味という方もいらっしゃるようですね。そこで暑気払いを兼ね、日頃の憂さを晴らそうと飲み会を企画しました。下記の内容にて開催したいと思っておりますので、皆様ふるってご参加下さい。」
なんていかがでしょうか?
暑気払いをして夏を乗り切ろう!
周りの人が夏バテしていたら、積極的に暑気払いを企画して皆で夏を乗り切りましょう。
涼しくなるだけでなく、楽しい夏の思い出が増えるはずです。
(image by PresenPic)
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