新潟労働局が発表した3月の有効求人倍率は1・14倍で、前月より0・03ポイント上昇し、8カ月連続で1倍を超えた。新規求人は前年同月比12・1%増の1万8899人で9カ月連続増、新規求職は同13・9%減の1万2490人で14カ月連続減少した。ただ、有効求人倍率が1倍を割る地区があったことから、概況判断は「一部に厳しさが見られるものの、改善が着実に進んでいる」として据え置いた。
平成25年度平均の有効求人倍率は1・02倍で、前年度の0・85倍から0・17ポイント上昇し、6年ぶりに1倍台を回復した。
梅沢真一局長は「有効求人倍率は昨年8月に1倍を超えてから力強い伸びを示し、アベノミクス効果が出ている。消費税増税後の動きを注目していきたい」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140512-00000017-san-l15