群を抜く栄養の豊富さは春野菜のホームラン王・菜の花
菜の花は、ほろ苦さと歯ざわりのよさが特徴の春野菜。アブラナ科の野菜は健康成分に富んでいますが、中でも菜の花に含まれている栄養素の多さは、群を抜いています。
カリウムはモロヘイヤ並み、鉄分・カルシウムは小松菜並み。カロテンは2000μg超、ビタミンCは100mg以上と、野菜の中ではトップクラスです。そのほかビタミンB群、亜鉛、食物繊維なども豊富に含みます。アブラナ科に多く、がん予防に有効とされるイソチオシアナートも見逃せません。
菜の花はまさに“春野菜のホームラン王”。多彩なビタミンやミネラル類が相互に作用して、効果的に抗酸化作用を発揮し、体の酸化を抑えて老化を遅らせたり、生活習慣病を予防する効果が期待できます。
おひたしで食べることが多い葉菜ですが、昆布しょうゆだれに漬けるだけでフレッシュな香りと食感が楽しめる浅漬けをご紹介します。
[ 作り方 ]
(1)下ごしらえをする
昆布はさっと水にくぐらせます。A は混ぜ合わせます。
(2)漬ける
保存容器に(1)の昆布1枚を敷いて菜の花を並べます。全体に A をかけ回し、もう1枚の昆布をのせて、軽く手で押してふたをします。
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