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成功は対立の中にある。自分と違う意見の人を見つけて、あえて議論をする価値

Inc.:自分のことを常に応援してくれたり、自分と性格が似ている人に囲まれながら過ごすのは気持ちの良いことです。気のいい仲間と一緒にいると自信が高まり、リラックスできます。こうして、多くの人は一緒に働きたい仲間の輪を築いていきます。それは、快適で居心地のよい環境です。互いに心地よいペースを簡単につくれますし、仕事もうまく進むでしょう。ですが一方で、そこまで心地よい環境では、事業やキャリアを成長させるのに必要な学びやイノベーションが阻害されることもあります。

自分の意見に同調してくれる仲間がいるのは素敵なことですが、健全な対立、異なる視点というのも、時には必要です。特に、集団思考(集団の中で愚かな決定をしてしまうこと)や理想の中から真実を見つけ出すためには必要です。グループのメンバー全員が同じような視点を持っていたら、仕事は確証バイアスに陥り、型にはまった考え方から抜け出せず、起こるはずではなかった失敗が起きるようになります。

あなたの人脈について、考えてみてください。その顔ぶれは何年も変わっておらず、同業界の人ばかりではないですか? 同じ話題について、あなたと似た視点を持っていますか? そうだとしたら、今こそ変化を起こし、居心地の悪い環境を作るべきです。組織のリーダーにとっては、周囲の人があなたの意見に同意せず、議論をもちかけてくるような環境をつくるのは、ハードルの高いことかもしれません。ですが、私の良き友人であり同僚でもあるAmilya Antonettiは「対立からこそ、素晴らしいアイデアがうまれる」と言います。

今回紹介するのは、あなたの視点を広げ、成功のチャンスを高めるために、周囲の人を巻き込む5つのヒントです。

1. 自分の考え方が古くなっている分野を見つける

一般的に、積極的に人と対立しようと試みるのは簡単ではありません。多くの人は、議論や意見の不一致を避けながら生きています。外に出て、自分が嫌いな人を探す必要はありませんが、一方で、自分の考え方や対応方法において、古い考え方にしばられている部分がないか、自己分析を行う必要はあります。自分の中の古い考え方は何か指摘して欲しいと、友人や仲間に頼んでみるのもよいでしょう。同時に、これまでの人生で、一緒に過ごして居心地の悪さを感じた人物を5名選んでリストをつくり、その理由を考えてみてください。そのリストに基づいて、完全な反理想像をイメージしてみましょう。

2. 対立が存在する場所に行く

多くの人は自分のスキルに自信を持つにつれて、アイデアや情報を得るための方法が型にはまりがちになります。FoxニュースやMSNBCは、この概念に基づいて作られています。普段の自分の考え方とは異なる考え方を持つ人が集まるソーシャルネットワークやグループを探してみましょう。多様な視点を得るために、LinkedInのグループも活用しても良いです。自分が過剰に反応してしまう記事を書いている人を見つけましょう。一緒にいて居心地が悪いと感じる人を見つけて、積極的に会話をしてみましょう。

3. 友好的な議論に参加する

情熱的でエネルギーがあふれる議論に、怒りや頑固さは必要ありません。ですが、強さと主張は必要です。議論を交わす価値のある反対サイドの人々がいれば、参加者全員が気持ち良く議論できるように、基本的なルールを設定しましょう。メンバーが安心できるよう、話の枠組みも作りましょう。もし参加者が否定的な反応を浴びせられることが不安になってしまったら、議論に消極的になるか、最悪な場合、完全に参加しなくなってしまいます。このディベートゲームの目的は、勝つことではなく、多様な考え方を知ることです。それが成し遂げられれば、お互いにウィンウィンなのです。

4. 定期的に相手の状況をチェックする

議論が熱くなると、時に感情的になってしまうものです。個性の強いメンバーが参加した場合は特に。侮辱的な発言だけが、相手の気持ちを弱らせたり、怒りを招くわけではありません。時に、反対意見を持つ人の様子をチェックして、議論を交わしていたときの感情が、議論の後も尾を引いていないか確認しましょう。また、笑顔やユーモアで緊張をほぐし、議論は友好的な意見の交換の場であること、組織の成功が目的で行っている点を強調しましょう。この目的を強化するために使える方法は、賛成サイド・反対サイドの両者を入れ替えることです。個人的な意見とは反対の立場に立って議論すれば、感情を交えて議論をするのは難しいはずです。

5. 議論の成果を共有し、互いに感謝する

熱くて、ストレスフルな議論を交わす目的は、最終的に全員にウィンウィンをもたらす点にあります。目的が達成された際には、議論に関わったすべての人が十分に報われるように配慮しましょう。意見を闘わせた相手に、熱く議論に参加してくれたことを感謝しましょう。伝える感謝の気持ちが大きいほど、彼らは次回も熱い議論に参戦してくれるはずです。

Want Success? Surround Yourself With People Who Challenge Your Thinking|Inc.

Kevin Daum(訳:佐藤ゆき)

http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/bizskills/healthcare/lifehacker_38284.html

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