木村拓哉さんも食べていると噂の『玄米酵素ごはん』! じわじわと人気が高まってきている玄米酵素ごはんなのですが、玄米のデメリットが回避できちゃうとか!?気になりますよね! そこで今回は、玄米酵素ごはんについてご紹介したいと思います。
『玄米酵素ごはん』ってなに?
『玄米酵素ごはん』は、炊きあがった玄米を3日間保温したもの。玄米に含まれる酵素を活性化させることで、「1週間経っても腐敗や劣化の心配のない」ごはん。栄養素だけでなく、ボソボソした玄米が、モチモチした食感に変わり、何より美味しく玄米が食べられる!と人気なんです。
玄米酵素ご飯の良い所 3つ
(1)お腹に優しい
玄米は、しっかり一晩吸水させてから炊かないと消化が悪く、胃もたれや便秘といった胃腸トラブルの原因となってしまうこともあるのですが、玄米酵素ごはんなら、酵素によって玄米の消化の悪さが改善され、玄米の栄養素そのままにお腹に優しい玄米に変わります。
(2)生きた酵素が摂れるごはん
加熱した後なのに、どうして酵素が活性化するの?と思った鋭い女子、そうです! 通常、酵素は48℃以上の熱に一定時間さらされると、死滅してしまうのですが、熱に強い酵素もあるんです。健康科学研究所の久郷氏によれば、玄米に含まれる酵素は、納豆菌のように熱に強い酵素で、「胚芽に守られた酵素が保温状態の中で徐々に活性化していく」とのこと。ですから、加熱食なのに酵素も摂れちゃう「ごはん」なのです。
(3)簡単!美味しい!
作り方も簡単で美味しいのも人気の秘密。一晩吸水させる手間もなく、炊飯後は3日間保温しておくだけ。手間のかかるもの、食べにくい物を毎日続けるのは、とても大変ですよね。一度作れば1週間は保温しておけるそうですから、忙しい毎日でも手軽に続けられるのが嬉しいですね!
玄米酵素ご飯の作り方
●玄米 6合
●小豆 1/3カップ
●塩 小さじ1
<作り方>
(1)研いだ玄米と小豆、塩をボールに入れ、ひたひた程度まで水を加えて泡だて器で、右回りに8分間回します。(この工程は、美味しい玄米酵素ご飯を作るのに欠かせない工程ですから、必ず8分回しましょう!)
(2) 炊飯器の目盛より、やや多めに水を入れ炊飯スタート!
(3) 炊き上がったら1日1回上下を入れ替え、3日後から食べられます。
<ポイント>
●玄米酵素ご飯を作る時は、必ず「玄米」を使って下さい。「発芽玄米」は、発芽したのち成長を止めた玄米ですので、玄米酵素ごはんを作るための酵素が弱まってしまっています。発芽玄米は、そのままでも栄養素が吸収しやすく、白米と同じ様に炊ける玄米ですから、そのまま炊きましょう。
●時間のある方は、炊飯前に5時間程度浸水させておくと、さらに美味しく炊き上がります。
「3日待つだけでOK!」しかも、美味しくて栄養バッチリな玄米酵素ごはん。一度作れば1週間食べられるのも魅力的ですね。消化の悪さという玄米デメリットがないうえに、生きた酵素がとれる玄米酵素ごはんは、「ごはん」というより「ビューティーフード」として食べる価値がありそうですね!
(岩田麻奈未)