[ カテゴリー:医療, 生活 ]

朝のうがいで歯を守る

みなさんは、「歯石除去」をしていますか。

わたしは、食後に必ず歯磨きをしているのですが、しばらく歯科に通っていなかった間に、前歯にしみがついてしまいました。そこで知り合いの歯科を受診してきました。席に座ると、歯科衛生士さんが丁寧に一本ずつ「歯石除去」をしてくれました。口の中がすっきりとして、気持ちが晴れやかになりました。気にしていた前歯のしみもとれ、ホッとした気分です。定期的に受けていきたいものです。

口元は、その人の印象を変えます。「八重歯」や「出っ歯」、歯はキャラクターの一部でもあります。何より、健康な毎日を送るためには、歯の手入れはかかせません。食べ物をよくかんで食べるために、歯は大切な道具の一つです。

そんな大切な歯の手入れをするときに、一つ覚えておくといいことがあります。それは、口の中の環境管理です。

朝、口の中は細菌がいっぱい

皆さんの中には、口の中は、食事の後が一番汚い状態だと考える方もいると思います。実は、朝起きたときの口の中も、かなり汚れた状態になっているんです。というのも、口の中の細菌は時間の経過とともに増えていきます。寝ている間、食べ物や水分が口の中を通過することはありませんので、細菌にとっては最適な環境が長時間、保たれます。そして迎えた朝には、細菌が口の中に増殖し、不衛生な状態になっているわけです。

口の中の環境を整え、清潔を保つために、朝起きたとき、口の中をゆすぐことをおすすめします。漢方医学では、薬草(生薬)がうがいに使われています。

黄柏(おうばく) オウゴニンによる抗菌作用、抗炎症作用など
黄(おう)ごん ベルベリンによる抗菌作用、抗炎症作用、鎮痛作用など
生姜(しょうきょう) ジンゲロールによる抗炎症作用、抗潰瘍作用など
甘草(かんぞう) グリチルリチンによる抗菌作用、抗炎症作用、抗潰瘍作用など

 

これらの薬草が、歯磨き粉に使われている商品もありますので、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

口内炎や歯の痛み、歯茎の化膿にも

また、口に関わる病気を治す漢方薬もあります。

以前に、お話しした「口内炎」の治療に活用する漢方薬、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)には、これらの薬草がすべて含まれています。

歯の痛みや、抜歯後の痛みに、立効散(りっこうさん)が用いられます。

歯茎が腫れて、化膿かのうしている場合は、排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を用います。

それぞれの症状に合わせた漢方治療を行うことで、健康で元気な口の中の環境管理をすることができます。

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=97123

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