呼吸の方法は1つしかない、と思ったら大間違いです。習得するまでに時間のかかる呼吸もあるものの、呼吸をうまく行うことでより健康的な体を作ることも可能です。
ライフハッキングブログ「Selfication」では正しい呼吸法がいくつか紹介されています。ですが、もっとも重要なのは横隔膜を使って呼吸すること。腹式呼吸とも呼ばれているこの呼吸法は歌手の一般的な呼吸法としても知られ、赤ちゃんが自然に行っている呼吸法でもあります。この方法で深呼吸をすることによって良くも悪くも、歌手や小さな子供はとてもパワフルな声を出すことができるのです。いずれにしてもこの方法を使うことでより多くの酸素を取り込むことができ、より多くのエネルギーを生み出すことができるのです。Selficationによる説明は下記の通りです。
あなたが鼻から吸い込んだ空気を一気にお腹まで吸い込んでいきます。呼吸するために必要な筋力は横隔膜と腹部、胸、首、肩の筋肉です。そのうち、呼吸を吸う作業の7割から8割を横隔膜によって行うことにより、呼吸が心地よく深いものになります。これにはいくつかの利点があります。
気体の交換を行うには肺の奥深くで行った方が効果的なので、肺を助ける働きがあります。 横隔膜は肝臓や胃腸をマッサージするのでこれらの内臓のリズミカルバランスを整える効果があります。 (免疫にとても重要な役割を果たす)リンパ系が腸から不要なもの排出する働きを助ける。 胸部や腹部への圧力が軽減されるので、心臓への負担も減る。 呼吸器系の筋力が効率よく働くことにより、普段必要のない呼吸筋が動かなくてもよくなる。 胸がよりリラックすることにより首や肩もリラックスするので、痛みが軽減される。
Selficationには他にも、気道を確保してより多くのエネルギーを得る方法や、リラックス効果を深める呼吸法などを紹介しています。実際のところ、リラックスする呼吸法は瞑想の肝なのです。興味のある方は英文ですが元記事を参照してみてください。
How to Breathe Properly – A (Surprisingly Important) Complete Guide|Selfication
Adam Dachis (原文/訳:まいるす・ゑびす)
Photo by Plume Photography (Shutterstock).
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/bizskills/healthcare/lifehacker_37736.html