現代人の生活は、さまざまな化学物質に取り囲まれています。もともと私たちの体には解毒作用があり、毒素は自然に体の外に排出されますが、取り込まれた量が多すぎると排出しきれなくなり、肝臓、腎臓、肺、腸などに負担をかけてしまいます。
解毒作用の主たる器官である肝臓に負担がかかると、その周りに脂肪をためてしまい、毒素摂取の多い人ほど、内臓脂肪がついてしまうそう。なので、できるだけ毒素を取り入れずに、さらには毒素を外に出してくれる食べ物を摂取して、健康維持につなげたいですよね。
そこで今回は、英語圏の情報サイト『A Healthy Liver』『SHAPE』の記事を参考に、“毒素をためてしまうNG習慣”と“それを改善する食べ物”をお伝えしますね。
■毒素をためてしまうNG習慣5つ
では、まず毒素をためてしまうNG習慣をご紹介しますね。
(1)外食が多い(どれだけ毒素の入っているものを食べているのか自分では把握できなくなってしまいます)
(2)よく加工食品を食べる(加工食品には、保存料がいっぱいです)
(3)野菜や肉などを購入するとき、ラベルを見ずに、その時安かったものを買う
(4)水道の水を、そのまま飲む(フィルターを通した方が、毒素が少なくなります)
(5)掃除グッズや接着剤などを、そのまま使っている(手袋とマスクを使用しましょう)
■解毒作用のある食べ物7つ
それでは、今度は、解毒作用のある食べ物を、いくつか紹介しますね。
(1)ベリー類と緑の野菜のスムージー(ほうれん草やセロリ+イチゴ、ラズベリー、ブルーベリーなどでスムージーを作り、朝食にしましょう)
(2)緑茶(緑茶に含まれるポリフェノールは、毒素を中和して、体の外に出してくれるといいます)
(3)カレー粉(消化を助け、肝臓にもいいといわれています)
(4)キャベツ(キャベツに含まれるグルコシノレートには、窒素、硫黄が含まれ、毒素を体の外に出す働きがあります)
(5)水(フィルターを通した水かミネラルウオーターにしましょう。化学物質が入っていないので、肝臓、腎臓を通じて、毒素を体の外に出してくれるそうです)
(6)パイナップル(パイナップルに含まれる“プロメライン”は、脂肪やタンパク質を分解してくれます。抗炎症作用もあります。)
(7)レモン(血液をきれいにして、腸内のphバランスを保ってくれます。また、ビタミンCは免疫力を高めます。料理に使えば塩分カットにもなります)
以上、“毒素をためてしまうNG習慣”と“それを改善する食べ物”をご紹介しましたが、いかがでしたか?
これを参考にして、たまってしまった毒素を体の外に出して、体のバランスを取り戻してくださいね。