県は9日、中越地域の養豚場で新たに豚約70頭が豚流行性下痢(PED)に感染した疑いがあると発表した。県内では8日に感染の疑いが確認された中越地域の別の市町村にある養豚場に次いで2件目。
県は原因や感染経路を調べている。また、PED感染の疑いがある養豚場に豚の移動自粛を要請し、豚舎や出入り車両への消毒を指導。県内全ての養豚場約150カ所に衛生対策の徹底を呼びかけた。
県畜産課によると、養豚場主から9日、通報があった。この養豚場では約2700頭の豚を飼育しているが、死んだ豚はいないという。
PEDは豚特有の病気で人には感染しない。昨年10月、国内では7年ぶりに沖縄県で発生し、今月8日現在、23県で感染が確認されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140410-00000028-san-l15