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山菜の天ぷらをおいしく揚げるコツ

さくっとした歯触り、ほろ苦い後味、野性味あふれる香り。山菜の王道レシピと言えば、天ぷらですね。ここではたけのこ、ふきのとう、たらの芽、こごみでおいしい山菜の天ぷらを作るコツを紹介しています。

 

山菜の天ぷらをおいしく揚げるコツ

所要時間:20分

カテゴリー:メインのおかず天ぷら

 

山菜レシピの王道、天ぷらをマスターしよう!

山菜の天ぷらは、さくっとした歯触り、ほろ苦い後味、そして野性味あふれる香り! その手軽さとおいしさから、天ぷらは山菜レシピの王道とも言えます。山菜というとアク抜きが必要な場合がほとんど。ところが天ぷらなら、ごく一部の山菜を除けばアク抜きせずにいただけます。

おいしく作るには色・香り・風味を損なわないよう衣は薄めにつけて短時間で揚げるのがポイント。とはいえ、それぞれ個性を持った山菜には、おいしく食べるためのちょっとしたコツがあります。ここでは手をかけてあげる必要のあるたけのこ、ふきのとう、たらの芽、こごみを取り上げて、おいしい山菜の天ぷらを揚げるコツを紹介します。

山菜の天ぷらの材料(2人分)

山菜の天ぷら
たけのこ 小さ目1本
こごみ 3-6本
たらの芽 3-6本
ふきのとう 3-6個
溶いたもの15g
50ml
小麦粉 50g
適宜
つゆ 適宜

山菜の天ぷらの作り方・手順

山菜の天ぷら

1:たけのこの下ごしらえ

たけのこの下ごしらえ
ゆでてアク抜きをしたたけのこの根元は薄くスライスに、穂先はくし切りにします。

アク抜きの方法はこちらを参照>>たけのこのゆで方

2:ふきのとうの下ごしらえ

ふきのとうの下ごしらえ
外側のガクを取り除き、特に苦い花蕾の部分に熱が通りやすくなるようむいておきます。

3:たらの芽の下ごしらえ

たらの芽の下ごしらえ
株元のハカマを取り除き、大きいものは火が通りやすいよう株元に十文字の切り込みを入れておきます。

4:こごみの下ごしらえ

こごみの下ごしらえ
くるんと巻いてある葉の汚れをよく洗い落としてあげます。

5:衣をつける

衣をつける
ボウルに卵を割りほぐし、冷水を少しずつ加えて菜箸でよく混ぜ合わせます。そこへ小麦粉を加えて、粉っぽさがなくなるまで静かに混ぜます。

茶漉しで小麦粉を全体にふりかけてから、天ぷら衣液に具材をサッとくぐらせます。衣液は混ぜすぎるとグルテンが発生してカラッと揚がらなくなるので要注意です。

6:揚げる

揚げる
170度の中温の油で少量ずつ、きつね色になるまで、サッと揚げます。大きさにも寄りますが、小さめのものなら20秒ほど、大きかったり厚みがあるものは40-60秒です。

できあがった天ぷらは天つゆや塩でいただきます。

ガイドのワンポイントアドバイス

山菜の風味をいただく天ぷらは、天つゆや塩でいただくのがおすすめ。抹茶塩や山椒塩など別の風味の付いた塩は味が強いので避けた方が◎。

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