高齢化社会が進むと、介護を必要とする人も増えていきます。また、認知症と診断された場合も「要介護」と認定される可能性が高くなります。そういった場合、家族はどのようなサポートを依頼すれば良いのでしょうか。
教えて!gooには次のような質問が寄せられました。
質問者は、身内の方が「認知症」と診断され「要介護」の認定を受けたそうです。今後「民宅介護支援事業所」を選んでケアマネージャーも選んだうえで、介護プランを決めてお世話になることを考えているようですが、あまりに多くの「民宅介護支援事業所」があるために、どこに行けばよいのか分からないとのことです。
■まずは相談と情報収集
この質問に対して、次のような回答が寄せられました。
moni-tanさんは、「『良い事業所』や『良いケアマネージャー』というのは、つまりは認知症と診断を受け認定を受けたご本人様にとって良い事業所であることは当然のことですよね」と前置きし、このようにアドバイスします。
「まずは、ご本人様が住まれている地域の『地域包括支援センター』に相談してみはどうでしょうか。基本的に中立的な立場であるため、『ここの事業所がいい』や『ここにしたほうがよい』という助言はしませんが、ご本人様が居住されている地域の居宅介護支援事業所の特徴や、現在のご本人様の心身状況も考慮しどのように選定したらよいか相談に乗ってくれることと思います」(moni-tanさん)
moni-tanさんが言う通り、まずは地域の地域包括支援センターに相談すると良いかもしれませんね。特徴や心身状況も考慮し、相談に乗ってもらえるなら安心できそうです。
「市区町村で行っている『介護者の集い』のようなものに参加して、情報交換してケアマネを選ぶ。と言っても、すぐにでも、ケアマネさんは決めなければならないので、とりあえずは、電話して自分と身内の方との相性が良さそうな方にお願いしてください。そのうちに、利用しているサービスの担当者などから少しずつ情報が入って来ますから、そこでケアマネを変更するか考えれば良いと思います」(1964orihimeさん)
まずは、お住まいの地域で情報収集を始めることを勧めています。そして実際に相談することが大切なようです。
■居宅介護支援事業所のメリットとデメリット
さらに施設の特徴から次のような回答もありました。
「まず、居宅介護支援事業所は、単独型と併設型があります。居宅介護支援事業所は中立の立場として、介護サービスが自分の所属する法人や組織に隔たることがないようにケアプランを作成しますが、実際には併設型は自分の法人のサービスを提供する傾向があります。それはメリットにもデメリットにもなるところです。自分の所属する法人ですからサービスの提供に融通がききやすいです。単独型は自由にサービス事業所を選択しやすい反面、病院や介護施設との連携が弱く、思うようなサービスを受けられない場合があります」(kokosu525さん)
相談者も寄せられたアドバイスを参考に、身内の方にとって最適なサービスを受けられると良いですね。
http://news.goo.ne.jp/article/oshietewat/life/oshietewat-100129acbd4d45543ef0073f9b06519a.html