はじめに
著者は花粉症歴20年で、花粉飛散時期の洗濯が本当に大変です。しかし洗濯方法を少し工夫することにより、だいぶ快適に過ごすことができます。
今回は著者が実践している、洗濯時に花粉がつきにくくなる仕上げの方法をご紹介します。
花粉をつきにくくするポイント
花粉は静電気が発生している部分に多く付着するので、衣類に静電気を発生させないようにすることが重要です。静電気防止の効果がある柔軟剤が市販されているので、洗濯時にそれを活用します。
著者が使用してる柔軟剤のボトルの裏面にも「静電気も防ぎます」との記載があります。
花粉がつきにくくなる仕上げをするとよいアイテムの見分け方
洗濯時に柔軟剤を使って洗える衣類であればすべて対象となります。
一方、通常の洗濯ができないニット・レーヨン・シルクなどの素材はドライクリーニング扱いとなるので対象外となります。
用意するもの
- 洗濯洗剤
- 静電気防止効果のある柔軟剤
- 加湿器
具体的な仕上げの方法
STEP1:柔軟剤を使って洗濯する
洗濯機に洗濯物と洗剤を入れたら、柔軟剤を投入します。著者が使用している洗濯機は「ソフト仕上げ用洗剤投入口」が専用にあるので、そちらに投入します。
STEP2:加湿器を用いながら室内干しをする
洗濯で花粉がきれいに落ちているので、乾かす際に外に出さず、室内干しをします。
この際、部屋が乾燥してると静電気が起こりやすく衣類に付着してしまうので、適度な加湿も必要です。
適度な湿度を保ちながら乾かすために、加湿器などを使って加湿をします。著者の場合、花粉を除去するために使用している空気清浄機の加湿機能を利用しています。
目安の湿度は50%~60%です。それ以上加湿してしまうと、湿気により衣類が乾きづらくなってしまうので注意が必要です。
その他注意すること
よく言われていることですが、フリースなど毛足の長い生地は花粉が付着しやすいので、花粉症の時期に使用するのは避けた方が良いです。
また室内干しだと乾きづらく、どうしても外に干したい場合は、花粉飛散量が比較的少ない午前中のうちに取り込むようにし、その際は衣類についた花粉をはらってから部屋の中に入れましょう。
アドバイス
著者が使用している洗濯機には「花粉」除去コースがあり、衣類を入れてこのコースを選択すると、10分間の送風が行われ、付着した花粉を除去してくれます。このような機能も上手に活用しましょう。
おわりに
いかがでしたか。特別な手順を踏まなくても、ちょっとした工夫で多くの花粉付着を事前に防ぐことができます。少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
(image by PresenPic)
(image by 著者)
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