ウェザーニューズは5日、桜シーズン到来に向けて、桜の名所や公園などを対象とした「2014年 第一回桜開花予想」を発表した。調査の結果、上野恩賜公園は3月28日、大阪城公園は29日に開花、高知公園は19日と、全国でもっとも早く開花する見込みとなった。
西~東日本は昨年より遅め、北日本はかなり早めの開花に
同発表は、見頃が短い桜の開花時期を事前に知ってもらうことで、”日本の桜”を楽しんでもらうことを目的としている。開花予想の対象となった桜は、全国のお花見名所700カ所、近所の公園1万カ所、「さくらプロジェクト」に参加する一般の人の「マイ桜」約5,000本となる。
今年は昨年同様、冬らしい冷え込みにより、桜の芽は「休眠」状態から覚め、開花に向かっての生長のスタートをスムーズに切れたと考えられる。スタートを切った後は気温が上がることで開花に向けてつぼみの生長が促される。昨年は3月に入って急激に気温が上昇したため、西~東日本で非常に早く開花したが、今年の3月の気温は昨年より低くなり、昨年より遅めの開花となる見込みとなる。
北日本は、昨年は開花直前の時期の気温低下で開花が遅くなったが、今年は昨年ほどの冷え込みはない見込みで、昨年よりかなり早めに開花する予想となる。今年のソメイヨシノのもっとも早い桜の一輪開花は、3月半ば過ぎから九州・四国の沿岸部・紀伊半島南部で始まり、西日本、東日本へと広がる。都心周辺は3月下旬の後半に開花のピークを迎えそうだという。その他、詳細は同社Webサイトを参照のこと。
http://news.mynavi.jp/news/2014/03/07/170/