最近、主婦の間で「リメイク料理」が静かなブームを呼んでいます。
リメイク料理とは、余ってしまった料理にひと手間を加えて、新しいおかずに大変身させるというもの。
魅力は、時短、節約、さらにはおかずのボリュームアップにもなることです。
主婦に人気のレシピサイトでは、「リメイク」と検索すると、6000件以上のレシピがヒットします。さまざまなレシピが投稿されている中で、このサイトに150以上のレシピを投稿している主婦を訪ね、リメイクのコツと、そこに熱中する理由をさぐりました。
■レシピ投稿サイト
「クックパッド」
■リメイク料理の達人 松本雅子さんのレシピ
※残ったおかずの量によって、材料は加減してください。
【カボチャの煮物deデパ地下風サラダ】
<材料・2人分>
・かぼちゃの煮物(皮付き)・・・100グラム
・クリームチーズ(1センチの角切り)・・・30グラム
・レーズン・・・15グラム
・くるみ(粗みじん)・・・5グラム
<作り方>
1.かぼちゃの煮物を1分半レンジにかける。
2.(1)をすりこぎでつぶす。
3.レーズン、クリームチーズ、くるみを加える。
4.レーズンがふやけ、クリームチーズが半分溶けてかぼちゃになじんだら完成。
【筑前煮de和風グラタン】
<材料・2~3人分>
・筑前煮・・・300グラム
・小麦粉・・・大さじ3
・バター・・・30グラム
・牛乳・・・300ミリリットル
・生クリーム・・・100ミリリットル
・みそ・・・小さじ2分の1
・鶏(とり)ガラスープの素・・・小さじ2分の1
・塩、こしょう・・・各少々
・ピザ用チーズ・・・適量
<作り方>
1.筑前煮を耐熱皿に盛る。
2.フライパンにバターを入れ、弱火にかける。バターが溶けてきたら小麦粉を入れ、粉っぽさがなくなるまで炒める。
3.(2)に常温の牛乳を少しずつ加えながら混ぜ、なめらかにする。
4.生クリームを加え、鶏ガラスープの素、みそを加えてなじませる
5.(1)に(4)のホワイトソースをかけ、ピザ用チーズをのせ、トースターで焦げ目がつくまで焼く。
※好みで、小口切りにした万能ねぎを散らしてもよい。
【なますdeいなり寿司(すし)】
<材料・5個分>
・なます・・・75グラム
・ごはん・・・150グラム
・あぶら揚げ(味付け済み)・・・5個分
<作り方>
1.なますの具を粗いみじん切りにする。
2.ボウルに入れたごはんに、(1)のなますの具と、なますの汁を加えてまぜる。
3.(2)を5等分し、汁気を切ったあぶら揚げに詰める。
【なますde春雨サラダ】
<材料・2人分>
・なます・・・100グラム
・春雨(乾)・・・50グラム
・きゅうり・・・2分の1本
・ハム・・・2枚
・きくらげ・・・4枚
・卵・・・1個
・しょうゆ・・・大さじ2
・ごま油・・・大さじ1
・いりごま・・・適量
<下準備>
きゅうりとハムは、なますと同じくらいの長さの千切りにする。春雨はお湯で戻し、水気をきって食べやすい大きさに切る。きくらげは水で戻し、固い部分をのぞいて食べやすい大きさに切る。卵は錦糸卵にする。
<作り方>
1.ボウルになます、きゅうり、ハム、卵、きくらげを入れ混ぜ合わせる。
2.しょうゆ、ごま油で味をつけ、いりごまを散らす。
■松本さんのレシピをもっと知りたい方は・・・
レシピ投稿サイト「クックパッド」内で松本さんのレシピを見ることができます。
■衛生面の注意
・余った煮物などを使う際は、作った鍋に入れたままにしておかないでください。その中で菌が繁殖する可能性があります。あら熱がとれたら容器に小分けにして、冷蔵庫に保存してください。また、なるべく早く使い切るようにしてください。
・リメイク調理する過程などで、75度以上に加熱してください。
・「なます」なども、なるべく新しいうちにリメイクして食べきるようにしてください。
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。
NHK「あさイチ」2013年1月10日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20130110-a-002.html