独特な食感や風味をもつ「長岡野菜」を使った加工食品を多くの人に知ってもらおうと、「長岡野菜クオーレ祭り」(長岡野菜加工研究会の主催)が2日、長岡市のアオーレ長岡であり、多くの市民が各店自慢の味を楽しんだ。
祭りには、キーマ風カレー、野菜入りソーセージ、酒まんじゅうの生地を入れた麴饅頭汁、あしたば麺の焼きうどん、あんかけラーメン、菊鮭寿し、肴豆大福など約20品が並んだ。
長岡野菜は現在、おもいのほか(食用菊)、長岡巾着なす、山古志かぐらなんばん、長岡菜など16品がある。長岡野菜ブランド協会が認定する。
飲食店などを経営する川上修さんは「長岡野菜は昔から家庭にレシピと共に残っている。旬だけではなく加工食品として通年、味わえれば」。ホテルの総料理長の高橋実さんも「長岡野菜は地元の人が大事に育てていくもの。食べて育ててほしい」と話している。