新潟市の篠田昭市長は27日の記者会見で、中国が発生源とみられる微小粒子状物質「PM2・5」の飛来について、「環境の大切さは共有できる価値だと思うので、東アジア会議を開くとかを政府にも求めていきたい」と述べ、日中が環境をテーマに対話していくよう提案していく考えを示した。
篠田市長は日中間で冷静に話し合えるテーマとして環境は好材料だとし、「長い目で見れば、(中国にも)環境の大切さを学んでいただくしかない」とも述べた。
県や市によると、26日のPM2・5の大気1立方メートル当たりの1日平均濃度が最も高かったのは亀田局(新潟市江南区)の96・1マイクログラム。県内10測定局のうち9局で注意喚起の基準である70マイクログラムを超えたが27日は基準値を超えなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140228-00000017-san-l15