去年、男女2万人を対象にしたアンケートで衝撃的事実が明らかになりました。
「一緒にいると恥ずかしい女性の特徴ランキング」で「体臭がひどい」「声がでかい」「空気が読めない」をおさえて1位となったのが、なんと「食べ方が汚い」だったんです。
食べ方が汚いだけで、知性や品位を疑われ、恋のチャンスを逃すなんてことにも・・・!?
そこで、あさイチでは「食べづらい食べ物」を緊急調査!
ランキングの上位に上がった食べ物を中心に、達人たちがこの上なくステキに食べる方法を伝授!
スープがとびはねる「カレーうどん」に、バラバラで悲惨なことになる「ミルフィーユ」、そのほか「焼き魚」「シュークリーム」など、“食べ方 美人”になるための究極のコツをお伝えしました。
■ミルフィーユ 「ボロボロにならない」きれいな食べ方
きれいに食べられないお困りのメニュー:第4位 「ミルフィーユ」(あさイチアンケート調べ)
1000枚の葉の意味を持つフランス菓子「ミルフィーユ」。
幾重にも折り重なった繊細なパイ生地。
特に焼きたては、極上のサックサクでたまりません。
でも、いかんせん食べづらいのが玉にきず。
フォークで食べようとするとグニュッとクリームがはみ出したり・・・、かけらがとび散ったり・・・、お皿はボロボロ・・・、思わずため息が出てしまいます。
そこで、フランスが誇る世界的パティシエ、ピエール・エルメの繊細な技術を受け継ぐミルフィーユの達人、シェフパティシエのドラピエ・クリストフさんに、その極意を教わりました。
ポイント(1) 『迷わず倒して食べる』
まず、ナイフとフィークを使って、ゆっくりとミルフィーユを倒します。
倒すのはマナー違反と思いきや、クリストフさんが言うにはそうではなく、切りやすくなるのでオススメなのだそうです。
切り方のポイントは、真ん中の層にナイフを入れ2つに割ります。
そして、ノコギリのように押したり引いたりせず、ナイフをまっすぐ下ろします。
パイ生地のサクッ、クリームのフワッを一緒に楽しむのが、ミルフィーユのだいご味なのだそうです。
倒してから切り分けていくことで、食べ終わりのお皿には、ほとんどクリームがついていませんでした。
ポイント(2) 「切り分けるときの音を楽しむ」
切り分けるときのザクザクッという音に耳を澄ませてほしいと、クリストフさんは言います。
この音も味のうち。食欲が刺激されるのだそうです。
<取材協力>
ドラピエ クリストフさん(ピエール・エルメ シェフパティシエ)
■番外編:シュークリームのきれいな食べ方
クリームがぶちゅ~っとはみ出してしまいがちなシュークリーム。
けれど、美しく食べる方法がありました。
(1)上に乗っているふたの部分を外します。
(2)クリームをフォークですくってつけながら、先にふたの部分を全部食べてしまいます。
(3)クリームが入っている下の部分は、一口大に切って食べていきます。
(4)真ん中の長い部分は、半分に切り分ければ食べやすくなります。
NHK「あさイチ」2014年2月4日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20140204-a-002.html