記録的な大雪に見舞われた地域の除雪を支援しようと、長岡市は、群馬県伊勢崎市に除雪車を派遣しました。
今月14日からの記録的な大雪では、関東甲信地方で孤立する地区が相次いだため、除雪作業が進められていますが、道路などを除雪する車両が足りないという声が出ています。
このため長岡市は、大雪に見舞われた友好親善都市の群馬県伊勢崎市に、除雪車3台と職員6人を派遣することを決め、20日、出動式が行われました。
式では、職員を代表して長岡市道路管理課の平方和幸主任が、「中越地震、中越沖地震の支援の恩返しのためにも、早急に安心して生活を送れるよう、除雪に取り組みます」と誓いのことばを述べました。
長岡市では、およそ1週間の派遣期間を見込んでいて、病院や公共施設の駐車場のほか、住宅地などの比較的狭い道路の除雪にあたることにしています。
新潟県内からは、長岡市を含め新潟市や上越市など5つの自治体が、山梨県と群馬県、それに埼玉県に除雪車や職員などを派遣しています。
長岡市道路管理課の大塚克弘課長は、「除雪専用の機械がなく、雪が固まった状態で生活が不便を強いられていると聞いているので、過去の豪雪で培った長岡市の除雪の経験とノウハウを生かしたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035376401.html