東北電力新潟支店は、東新潟火力発電所(聖籠町)の主力電源の1つ「3号系列」のガスタービンの累積発電時間が20万時間に到達したと発表した。電気事業用大型ガスタービンとしては国内初の記録となる。
3号系列は、2つのタービンで効率よく発電する「コンバインドサイクル(CC)発電」。ガスタービンで電気を作り、その際に出る高温の排ガスで蒸気を作って蒸気タービンでも発電する。
昭和60年10月25日に営業運転を始め、同社第1号のCC設備、出力121万キロワットを誇る日本初の大容量CC設備として注目を集めた。点検や修繕など技術面の工夫を繰り返し、8日午後1時18分に20万時間に達した。
「今後も的確な保守と運転で電力の安定供給に努めたい」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140214-00000005-san-l15