年明けより、激しい下痢やおう吐を引き起こす「ノロウイルス」が全国で猛威を振るっています。特に冬場に流行し、子どもや高齢者が感染すると重症化する恐れがあり警戒が必要なノロウイルス。番組ではノロウイルスの感染予防や感染・発病した際の対処法をご紹介しました。
■感染予防の基本~手洗い~
・石けんを使い十分にこすり洗いし、水で流すことにより、ウイルスは大幅に減少します。
こすり洗いは30秒を目安に行いましょう。
手の平や甲だけでなく、洗い残しの多い
(1) 指先・ツメの間
(2)指の間
(3)親指
(4)手首
も忘れずに洗うこと。
■感染予防の基本~消毒(吐しゃ物の処理)~
・もし家族などが感染・発病した場合、ほかの人に感染しないように消毒をしましょう。
■消毒液の作り方
【用意するもの】
・市販の塩素系漂白剤
・500ミリリットルのペットボトル
【作り方】
水を入れたペットボトルに、塩素系漂白剤をおよそ10ミリリットル入れる。
●吐しゃ物の処理には、マスク・ゴムやビニール製の手袋・エプロンをしてキッチンペーパーなどでかき集め、2重にしたゴミ袋に入れ、消毒液を浸し密封して捨てましょう。
●処理後、吐しゃ物があった場所には、広く覆うようにキッチンペーパーを敷き消毒液を浸すことも二次感染を防ぐためには必要です。
<監修>東京都健康安全研究センター
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NHK「あさイチ」2014年1月22日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20140122-a-003.html