「なんか甘いもの食べたい~」と、いてもたってもいられなくなることってありますよね。特に疲れていたり、ストレスが溜まってるときは、お菓子やデザートを大量に食べてしまうという方も多いのでは?
もちろん、無理に我慢するのもよくないですが、糖分の取り過ぎは肥満や糖尿病などの症状を引き起こすことも。でも、たとえ体に悪いとわかっていてもなかなかやめられませんよね。どうすれば健康的に甘いものを抑えられるのでしょうか?
糖分のとりすぎは体に毒?
糖分をとりすぎるとどんな症状が出るのでしょうか?
肥満や糖尿病を引き起こすのはもちろん、老化を早めたり、冷え性を悪化させたり、肌荒れや吹き出物、さらにはうつ病までも誘発するとか…。
なんで甘いものはやめられないの?
体に悪いとわかっていても甘いものを食べ過ぎてしまうのはなぜなんでしょうか?
■血糖値やインスリンなどの影響
糖分を大量に摂取すると、体内の血糖値が急激に上がってしまいます。すると今度はそれを抑えようとインスリンが大量に分泌され、逆に低血糖の状態に。低血糖になると脳が飢餓状態だと勘違いし、「もっと糖質を食べろ」と指令を出します。そしてまた糖分を大量に摂取してしまうという、なんとも恐ろしいスパイラルなのです…。
■糖分が脳に快楽物質をもたらすから
また、疲れている時や、ストレスを感じているときに甘いものが食べたくなるのは、砂糖を摂取すると大量のドーパミンが分泌されるからです。一度この快楽を覚えてしまうと、無意識のうちに糖分を追い求めてしまうんだとか。
■砂糖依存症という病気かも?
2008年にアメリカの神経精神薬理学会議で発表された内容によると、砂糖の大量摂取は薬物乱用と似た作用を脳に与える可能性があるそう。禁断症状や、長期的な後遺症を引き起こすなんてことも…。
どうしたらやめられるの?
麻薬と似た作用なんて聞くと、もう気軽に甘いものなんて食べられません。でも「食べたい」という欲望は抑えきれない…キー!!と発狂する前に甘いもの地獄に終止符を打ちましょう。
■毎日食べるのをやめる
甘いものは食べれば食べるほどやめられなくなってしまうものなので、毎日のように摂取するのは今すぐやめましょう。少しずつ間隔を開けていけばそのうち食べなくても平気になってきます。お菓子の買い置きは言語道断です!
■フルーツを食べる
どうしても糖分が欲しくなったらフルーツを食べましょう。物足りない~と思うかもしれませんが我慢です。フルーツに砂糖をかけるのはやめましょう。
■あんこならまだマシ!
フルーツじゃ無理!死ぬ!となったら、あんこを使った和菓子を食べるようにしましょう。あんこにももちろん砂糖は含まれていますが、食物繊維や代謝を助けるビタミンBなどが豊富なので、ケーキやパフェといった洋菓子を食べるよりはマシです。
■自分で作る
砂糖を控えめにしたスイーツを自分で作るのも手です。しかも、作る過程で満足してしまうということもあるので効果的!
■よく寝る
睡眠不足は万病の元です。とにかくしっかり睡眠をとってエネルギー不足を予防しましょう。
■食事をしっかりとる
ダイエットしようと食事の量を減らすと、糖分が足りずに結局甘いものを食べてしまうという本末転倒な結果に。朝・昼・晩とバランスの良い食事を心がけましょう。炭水化物のとりすぎには注意!
おわりに
糖分のとりすぎは体に恐ろしい影響を及ぼします。甘いものの食べ過ぎに終止符を打って健康ライフを手に入れましょう!
元記事:麻薬と同じ!?甘いものがやめられない理由となんとかしてやめる方法[nanapi]