新潟交通（新潟市）は高速バスの柏崎－新潟、十日町－新潟の２路線を３月末で撤退、４月からは越後交通（長岡市）のみの運行となる。柏崎－新潟間は現行の１１往復から平日６往復、土曜・休日５往復に、十日町－新潟間は同５往復から２往復となる。新潟交通は「平成２０年度より運賃収入が２割ほど落ち、回復の見通しがたたない」としている。理由について、東日本大震災や福島第１原発事故、料金自動収受システム（ＥＴＣ）搭載車の普及などによる利用者低迷を挙げた。
柏崎市の会田洋市長は「柏崎と新潟を結ぶ重要な公共交通機関の利便性が大きく損なわれる。実施までの周知期間も十分でなく、高速バス利用者への配慮を著しく欠いており、到底受け入れがたい」とコメントした。
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