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ガムの印象が悪い二つの理由

ガム、私も好きでよく噛みますが、噛んでいる姿というのはどことなく印象が悪いのも事実です。

 

読売ジャイアンツではそんな悪印象を懸念して、選手の試合中でのガムを禁止したそうです。

巨人 試合中のガム禁止 創立80周年「常に紳士たれ」

 

スポーツにしろ普通の仕事にしろ、ガムを噛んだほうが集中力が増して効率が上がるという人も多くいると思います。私も、ガムが最も欲しくなるのは眠いときであるため、眠気覚ましに仕事中にガムを噛みたくなることはあります。

 

しかし、仕事中にガムを噛むのはやめておいたほうがいいと思います。高まった集中力で得られるメリットよりも、印象が悪くなるデメリットのほうが高いからです。

 

そもそもなぜガムを噛んでいる姿は、印象が悪く見えるのでしょうか。まず第一に考えられるのは、「ながら状態」が続くことではないかと思うのです。

例えば、もし喋る相手が、こちらを見ずにテレビ画面を見ながら喋っていたら、印象はよくないと思います。同様に、相手がスマホでゲームをしながら会話などしていたら、ちょっととりあえずそのスマホ置いて喋れや!と怒りたくもなるでしょう。

 

ガムを噛んでいる姿とはすなわち、ガムを噛み「ながら」他のなにかをしている姿でもあります。人は心理的に、このような人間に良い印象を持たないように出来ているのではないかと思うのです。

 

会話の途中に水を飲んだり、お菓子を食べながらデスクワークをするのは大きな問題はありません。しかしガムは、噛み続けるという「ながら状態」が長時間続いてしまいます。他にそういう食べ物があると、もしかしたら似た印象を持たれるかもしれません。

 

第二に、ガムを噛んでいる人の「噛み終わったガムを紙に包んで捨てる姿」を見る機会がないことです。

 

ガムはもちろん、紙に包んで捨てなければいけせん。ガムを噛む人間のほぼ全員がちゃんと紙に包んで捨てていると思いますが、意外にも他人が捨てるその瞬間というのは見ることは少ないのではないでしょうか。

 

そのため、ガムを噛んでいる人間というのは、あんたそのガムちゃんと紙に包んで捨ててるんだろうな?と疑いの目を持って見られることもあるのではないでしょうか。例えば噛んだガムを選手が紙に包んで捨てる姿まで映せば、多少なりとも効果はあるかもしれません。

 

ガムを噛まなければ実力が発揮できない!などと強硬にガムを欲する人はいないと思います。いらぬ誤解やトラブルを生まないためにも、仕事中のガムは控えたほうが無難です。

 

http://allabout.co.jp/newsdig/w/59490

http://allabout.co.jp/newsdig/w/59490/2/

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