冬になると食べたくなるのが「ぶり大根」。“ばぁば”こと鈴木登紀子さんに教えていただきます。ぶりは下ごしらえが大切!くせをやわらげるために熱湯をかける「霜降り」という処理が欠かせません。ほかの魚料理にも通じる基本をしっかりとお伝えします。
■ばぁばのぶり大根
材料・つくりやすい分量
・ぶり(切り身)・・・3切れ(300~360グラム)
・塩・・・大さじ1
・大根・・・(正味)800グラム(約1本)
・しょうが(皮付き、薄切り)・・・2かけ(30グラム)
・昆布のだし・・・カップ3
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・酒、砂糖、しょうゆ・・・各大さじ4
・みりん・・・大さじ3
・塩・・・ひとつまみ
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・大根の葉・・・適量
・ゆずの皮(せん切り)・・・適量
☆作り方
1.大根は皮をむき、回しながらそぎ切りにする。水に放ち、ざるに上げて水けをきる。
大根の葉はサッとゆで、縦に切り目を入れてから繊維を断つ方向に切り、みじん切りにして水けを堅く絞っておく。
2.ぶりは1切れを3つに切り分け、ざるに並べ、塩(大さじ1)を上から両面にふる。
たっぷりの熱湯を上から回しかける。
表面が白く色づいたら、すぐに氷水にとり残ったウロコや血合いなどを取り、ざるに上げて水けをきる。
3.しょうがはよく洗い、皮付きのまま薄切りにする。
大きめの鍋に大根としょうが、ぶりをのせるように入れ、だしとAを加えて強火で煮る。
4.煮立ったらアクを丁寧に取り、落としぶたをし、強めの中火で煮る。
5.煮汁の量が3分の1程度に減ったら、具を上下に返し、落としぶたをせずにさらに煮る。
6.煮汁が少なくなったらバットに上げ盛りつける。
(1)の大根の葉とゆずの皮を散らす。
出演者:鈴木登紀子さん(料理研究家)
【鈴木登紀子さん著書】
・『登紀子ばぁばの和の料理』(日本文芸社)
・『ばぁばに教わる和のごはん』(家の光協会)
・『はじめて作る定番のおかず 別冊家庭画報』(世界文化社)
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NHK「あさイチ」2014年1月8日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/medical/asaichi-20140108-a-003.html










