ダイエットの味方、こんにゃくの徹底活用術をお届けしました。
栄養学の専門家によると、こんにゃくに含まれるグルコマンナンという食物繊維は、便秘改善に役立つだけでなく、中性脂肪の値や血糖値、コレステロールの上昇を抑えるパワーがあるといいます。しかし、意外に使いこなされていないことが「あさイチ」アンケートや街頭インタビューで判明。
まずはそのひとつ、「味がしみこまない」という悩みにこたえて、和食の達人、野永喜三夫さんが、お正月にも活躍するこんにゃくの煮物をおいしく作る決定版の技を紹介してくれました。そして、ちょっと地味という悩みには、自然素材を使って、赤や緑、黄色などのカラフルな食材に変身させました。さらに、その色鮮やかな食材を使って、子どもも喜ぶ洋風ディナーを作る技もご紹介しました。「洋風にしてみたい」という悩みに対して使うのは、最近、欧米でダイエットに役立つ「パスタ」として、人気上昇中の “しらたき”です。イタリア料理研究家のベリッシモ・フランチェスコさんが、コクのあるソースとあっさりした“しらたき”をまとまった味に仕上げる技を教えてくれました。
<取材協力>
辻悦子さん(神奈川工科大学 栄養生命科学科 教授)
■カラフルこんにゃく料理
こんにゃくの黒っぽい色が苦手なお子さんや、こんにゃく料理のレパートリーを増やしたいと思っている人にオススメなのが、こんにゃくをカラフルに染めてしまう方法です。
群馬県にある、こんにゃく博物館では、白いこんにゃくを、野菜を使って、色鮮やかに染める技を教えています。
黄色のこんにゃく
鍋にたまねぎの皮と水を入れて煮ます。沸騰したら白いこんにゃくを加え、5分間ほどたったら、こんにゃくが黄色に変化します。
火からおろし、しばらく漬けておくと色が濃くなります。
緑色のこんにゃく
鍋に泥を落としたごぼうと水を入れて煮ます。沸騰したら白いこんにゃくを加えます。
10分間ほど煮て色づき始めたら、火からおろします。
数時間でこんにゃくが緑色になり、しばらく漬けておくと色が濃くなります。
※これらの変色は、こんにゃくに含まれるアルカリ性の成分と野菜のアクの反応によるものです。体に有害なものではありません。
メーカーによっては、袋に、変色について表示しているところもあります。
<取材協力>
井上友里さん(こんにゃく博物館 体験指導スタッフ)
「こんにゃく博物館」(株式会社 ヨコオデイリーフーズ)
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
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NHK「あさイチ」2013年12月24日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20131224-a-004.html