年末年始、忘年会や新年会などの飲み会も一段落。そんな飲み会の後にほしくなるのが「酒のシメ」。気持ちよ~く酔っ払った後に食べる一品はなんとも言えずおいしいものだ。では、みんなはシメに何を食べているのだろうか。編集部で25~39歳の男性100人を対象に「酒のシメによく食べるもの」をアンケート調査した。その結果がこちら。
1位 こってり味のラーメン 32%
2位 お茶漬け 23.3%
3位 アイスクリーム 20.4%
4位 あっさり味のラーメン 17.5%
5位 パフェ 10.7%
古くから酒のシメの定番メニューだった「ラーメン」は今も根強い人気。こってりが32%と一番人気だったが、あっさりも4位に食い込んだ。一方で3位のアイスクリームや5位のパフェのように、スイーツ系をシメに選ぶ人も多く、お酒の後のデザート…という感覚なのだろうか。
ただ、いずれにしてもお酒を飲んだ後に何か食べるなら、おいしさはもちろん二日酔いの防止などに効果があるほうが望ましい。そこで、All About「健康」ガイドで医師の狭間研至さんに、どんな“シメ”が体にいいのか、教えてもらった。
「冷たいものはおススメできません。冷たいものは胃の働きを鈍くするため、胃の内容物が流れにくくなり吐き気のもとになりかねません。お酒の後のアイスクリームは二日酔い対策どころかお腹を壊す危険もあるので避けたほうがいいでしょう。また、もともとお酒は糖度が高いので、シメに甘いものを食べると糖分の過剰摂取になるおそれもあります」
どうやら、最近はやりの“シメにスイーツ”は、ほどほどにしたほうがよさそうだ。
「一方で、お茶漬けや温かいうどんなどはいいですよ。胃を温めて活動を活発にしてくれるし、消化もいいので飲みすぎた後にもピッタリ。また、甘すぎたり冷たすぎたりしなければ、フルーツでビタミンをとるのも悪くないでしょう」
ちなみに、酒のシメの王様・ラーメンは、塩分と炭水化物が多いため、あまりおススメできないとか。
「ただ、お酒を飲んで好きなものを食べるとストレス解消になる。毎日お酒とラーメン…では体を壊しますが、たまに気晴らし程度ならシメに何を食べても問題ないと思いますよ」
肝心なのは“適度に”飲んで食べること。それを頭に入れたうえで、お酒とシメの一品を楽しむのがポイント、といえそうだ。
(鼠入昌史/Office Ti+)
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20140120-00033626-r25