内容
事例
小学生の娘に親のスマートフォンを渡し、オンラインゲームで遊ばせていた。一度クレジットカードでアイテムを購入し、その後も1回100円程度なら良いと思い、その都度親がパスワードを入れて購入させていた。しかし、後日カード会社からの請求額が8万円になっていて驚いた。どうも一度パスワードを入れると、その後何分間かはパスワードなしで何度もアイテム購入ができたようだ。具体的な状況については、娘もよく覚えておらず、はっきりしたことは分からない。どう対応したらいいか。
(当事者:7歳 女児)
ひとことアドバイス
- オンラインゲームに関する相談が増加しています。中でも16歳未満のトラブルの相談が増えており、低年齢化が見られます。
- 事例のように、スマートフォンに一度入力したクレジットカード番号が一定時間有効なままになっていて、子どもが有料アイテムを購入できてしまうケースのほか、子どもが大人のクレジットカードを勝手に持ち出し番号を入力するケースなど、クレジットカード決済に関する相談が多く見られます。
- 大人はスマートフォンやゲーム機等について理解するとともに、ゲームの料金体系、決済方法等についても確認し、ゲームの遊び方やルールについて子どもとよく話し合いましょう。
- クレジットカードの管理には十分注意をし、子どもにクレジットカードの仕組み等を教えることも大切です。
- 困ったときは、親子でお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。
本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。
詳細は、「増え続ける子どものオンラインゲームのトラブル-家族でゲームの遊び方を話し合うとともに、クレジットカード管理の徹底を!-
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/kmj_mailmag/kmj-support71.html