若者の日本酒離れが指摘される中、日本酒への理解を深めてもらおうという講座が、13日、長岡市で開かれ、酒蔵の見学や利き酒の体験が行われました。
これは長岡市の酒造メーカーが成人の日にあわせて開いたもので、県内外から大学生や会社員など20代から30代までの男女30人あまりが参加しました。
はじめに、参加者たちは、巨大なタンクが並ぶ酒蔵を見学し、原料となるコメの蒸し方や発酵方法など、日本酒の製造過程を学び、できたばかりの酒を味見していました。
また、利き酒の体験も行われ、酒造メーカーの担当者から酒の香りを意識しながらすするように飲むことなど、飲み方についてのアドバイスを受けながら、日本酒の風味を楽しんでいました。
柏崎市の会社員の女性は、「日本酒は臭いがきつく、上の世代が飲むお酒という苦手意識がありました。これからは色々なお店をめぐって友人と一緒に日本酒を楽しみたいです」と話していました。
講座を主催した酒造メーカーの担当者は、「日本酒は伝統的で敷居が高いというイメージがありますが、色々な楽しみ方があることを知って、身近なお酒だと感じてほしいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034347951.html?t=1389619689280