[ カテゴリー:医療, 生活 ]

自分でできる花粉症対策

目のかゆみや、鼻水、くしゃみ……。つらい花粉症の症状に、日常的にできるケア方法を詳しく説明します。

■目の症状へのセルフケア

まずは眼鏡をして、目に入る花粉量を減らしましょう。花粉の侵入をブロックすることが重要です。花粉が目の表面につくと、かゆみや涙、充血などの症状が起こります。

・眼鏡やゴーグルなどで花粉が目に入らないようにする(特にゴーグルタイプは、花粉の侵入が少ないのでお勧めです。最近はゴーグルタイプでもおしゃれなデザインがあります)
・コンタクトレンズはできれば避ける(コンタクトレンズは、結膜炎を悪化させたり、花粉が付着します。どうしても必要なら、使い捨てソフトコンタクトレンズの方がいいでしょう。詳しくは眼科で相談してください。)
・洗顔と目の洗浄(目の対策としては目の周りをしっかりと洗いましょう。人工涙液を使って洗うのが効果的です。)

■鼻の症状へのセルフケア

鼻に入る花粉をブロックすることが重要です。オーソドックスな方法ですが、まずはマスクを使うことが有効です。

・マスクをする(できれば使い捨てがオススメです。マスクにも花粉が付いているので、使い捨てだとそのまま花粉ごと捨てることができます)
・花粉を洗い流すために顔を洗いましょう(鼻の対策としては鼻の周り、特に鼻の下をしっかりと洗いましょう)
・鼻を洗う(市販の鼻洗浄液で洗いましょう。しかし、鼻の粘膜は敏感ですから、洗うのは少し辛いかもしれません)

■食事での花粉症対策

様々な食材が花粉症にいい効果をもつと言われています。まずはお茶。茶葉には、いろいろな成分が含まれています。

・タンニン(カテキン類)
・ビタミンC
・テアニン(アミノ酸)
・カフェイン
・ポリフェノールなど

特に共通して含まれているのがカテキンとビタミンです。特に、カテキンは、アレルギーを抑える作用があると言われています。

□甜茶(テンチャ)

中国南部を原産地として、バラ科キイチゴ属の植物です。甜とは、「甘い」という意味です。効果ですが、甜茶の成分、肥満細胞からのGODポリフェノールがヒスタミンの分泌を抑える作用があるといわれています。ヒスタミンは、花粉症の鼻水、くしゃみ、アトピーでの痒みの原因物質の1つです。

□グァバ茶(シジュウム)

熱帯アメリカを原産とし、日本では、沖縄や九州南部で栽培されています。グァバは日本ではバンザクロやバンジロウと言ったり、中国では蕃石榴と呼ばれたり、また南米ではシジュウムと呼ばれます。葉にはビタミンB群や多量のタンニンなどが、果実には、ビタミンC カルシウム、カリウム、鉄分が豊富に含まれています。花粉症予防や治療として効果があるといわれています。

□べにふうき緑茶

日本で、アッサム雑種の紅茶「べにほまれ」とダージリン系「枕Cd86」によって作られました。カテキン含量が多く、メチル化カテキンを多く含んでいます。メチル化カテキンは、茶の主要カテキンで、エピガロカテキンガレートがメチルエーテル化された物質です。肥満細胞のIgEに結合する部分を抑えること、ヒスタミンの放出の抑制によってアレルギーを抑えると報告されています。通年性アレルギー性鼻炎の患者にべにふうき緑茶を6ヶ月以上投与して、症状に改善が見られ、血液中のIgEと好酸球が減少したと報告されています。

□乳酸菌

アレルギーのメカニズムで、今まで、乳酸菌は、IgEを抑えたり、アレルギーを抑える「Th1」の働きを強めていたという報告がありました。さらに、マウス実験において、乳酸菌はアレルギーを起こす「Th2」の働きを抑えたという報告がありました。この報告によって、乳酸菌が、「Th1」を増強して、「Th2」を抑制して、IgEを抑えてアレルギーを抑える仕組みが判明しました。様々な乳酸菌が花粉症に効果があると言われています。

文・清益 功浩(All About 花粉症)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140111-00000005-nallabout-hlth

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