新潟市の篠田昭市長は、7日の新年最初の記者会見で、「今年は大合併から10年目、政令指定都市になって8年目でまちづくりを仕上げることが大事な使命」と強調。平成27年度以降の長期的市政ビジョン「新総合計画」の素案を2月にも提示し、4月以降に有識者らによる審議会を開き検討する方針を示した。
計画について篠田市長は「人口減少時代を踏まえ、持続可能な暮らしを作ることが課題」と指摘。外国人や女性らの多様な労働力を生かす環境を整え、医療・介護などの生活支援を一体的に行う地域包括ケアシステムを活用する考えを示した。11月に任期満了となる市長選への出馬については、「今年は3期12年目の仕上げの年。残りの任期を最大限頑張るに尽きる。もう少し考えたい」と述べるにとどめた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140108-00000005-san-l15