毎年、冬になると猛威をふるい激しい下痢やおう吐を引き起こす「ノロウイルス」。今年もその時期がやってきました。知っているようで知らない基本の対策から、体の中からノロウイルス感染を予防することが期待される最新の物質まで、ノロウイルス感染予防の対策をご紹介しました。
■ノロウイルスの感染予防法について
番組では東京都健康安全研究センターが行った、ノロウイルス対策緊急タスクフォースの最終報告書の中から予防法をご紹介しました。最終報告書は公開されています。
東京都安全研究センター「ノロウイルス対策緊急タスクフォース」
ホームページ:http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/assets/diseases/gastro/noro_task/final_report.pdf
その他、ノロウイルスの感染予防・対策法については最寄りの保健所にご相談ください。
■ノロウイルスの消毒に使う塩素系漂白剤の希釈液の保管について
冷暗所で保管をすれば、半年程度保存は可能です。しかし、小さな子どもなどが誤えんしてしまう可能性もあるため心配な場合は
・ラベルを貼って子どもの手の届かないところに保管する
・保管せず、そのつど作り直すようにしてください。
■ノロウイルスとラクトフェリンの関係について
ラクトフェリンは母乳やナチュラルチーズなどに含まれるたんぱく質です。今年、この物質がノロウイルス感染を予防する可能性があるという結果が出ました。
しかし、ラクトフェリンさえとっていればノロウイルスによる胃腸炎にならないわけではありません。また発症してから摂取しても意味はありません。まだメカニズムなど詳しいことはわかっていないため、手洗いなどの予防策はしっかり講じることが必要です。
ラクトフェリン摂取によるノロウイルス感染予防
週1回程度・・・7.1%
週2~3回・・・1.8%
ほぼ毎日・・・0.6%
(2013年 森永乳業株式会社調べ)
ラクトフェリンが多く含まれる食品
ゴーダチーズ・・・(100グラムあたり)100ミリグラム以上
カマンベールチーズ・・・(100グラムあたり)60ミリグラム以上
加熱しない!!
■問い合わせ
お客さま相談室
【受付時間】 午前9時~午後7時(平日)、午前9時~午後5時30分(土日祝)
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20131209-a-002.html










