佐渡市春日の佐渡水産物地方卸売市場(佐渡魚市場)で4日、今年の初競りが開かれた。「競り人」が棒で海産物を指しながら威勢のいい声を場内に響かせると、仲買人が間髪入れずに競り落としていった。
市場脇に着岸した漁船から魚が次々と下ろされ、ブリ、タラ、アンコウ、南蛮エビ、ウマヅラハギが市場に並んだ。スルメイカは仲買人が指でつつくと、体をベッコウ色や白色にすっと変えるいきの良さだった。
市場の本田義則理事長は「今季はイカが大漁だが、ブリがいまひとつ。1月初めのこの時期にもっととれれば、東京で高い値で売れる」と期待を寄せた。(角野貴之)
http://www.asahi.com/articles/ASG144JMLG14UOHB006.html










