アボカドは女性の人気が高い食べ物で、サラダや揚げ物、パスタなど非常にたくさんの料理に使用されていますが、実は肝臓の疲れにも効くことをみなさんはご存知でしたか?
今回は、肝臓の疲れに効くアボカドの効果についてご紹介したいと思います。
肝臓の疲れはなぜ起こるのか
肝臓は、アルコールや食べ物の過剰摂取をはじめ、運動不足や睡眠不足などでも疲労します。
ただ、非常に再生能力の高い臓器であるため、肝臓の機能が低下していてもなかなか気づくことができません。そのため、肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれており、気づいた時には肝臓の機能低下によって老廃物や毒素が体の中に溜まりやすくなるだけでなく、疲れやすさなど、体にさまざまな不調が及ぶ危険性があるため、日頃から肝臓を定期的に休ませてあげる必要があります。
アボカドに含まれる「グルタチオン」とは?
肝臓を休ませるためには、暴飲暴食を避け、規則正しい生活をすることはもちろん大切ですが、肝臓の機能を高める栄養分を補給することも大切です。
そんな時に役立つのがアボカド。アボカドは非常に栄養価が高く、ビタミンやミネラルなどが豊富に含まれています。肝臓にとって重要な「グルタチオン」という成分が含まれており、これは美容や健康を保つためにも重要な成分で、カテキンやポリフェノールの数倍もの強い抗酸化力があります。
暴飲暴食、紫外線からのダメージによって発生してしまう活性酸素の除去や、さらにはシワやシミ、たるみなどが気になる方のエイジングケアにも役立つことから、医薬品やサプリメントなどにも幅広く用いられています。
アボカドを食べて肝臓の疲れを取りましょう
また、グルタチオンは、加齢や人工的な食品添加物の摂取、紫外線の影響によって減少してしまいますが、アボカド約1/2個の量でその効果が期待できるといわれています。