ダイエット中でも炭水化物を罪悪感なく食べたい!そんな思いをきっかけに作り始めたのが、ビタミンやミネラルが豊富な胚芽米を使った「薬膳雑炊」です。今回使う漢方5種には、冷えを改善し代謝を上げる効果があるといわれています。さらにはダイエット効果だけでなく、美肌作りや日々の健康を保つことも期待できる、まさに究極の美食レシピです。今回は、薬膳スープの本場・台湾の味をガラッとアレンジし、初めての方でも食べやすいレシピをご紹介します。
準備するもの
必要な道具
・1人用の土鍋(なければステンレス鍋でも可)
・基本の調理器具(包丁・まな板・菜ばし・卵を溶くボール・軽量スプーン・量り)
・取り分けるための杓子、お椀、スプーン
材料(1人前)約199kcal
・漢方5種(ヤマイモ・ハトムギ・蓮の実・ケンジツ・クコの実):約30g
・ニラ:2把
・白ねぎ:5cm
・しらす干し:5g
・卵:1個
・かつおだし:300cc
・胚芽米ごはん:60g(茶碗1/2弱)
・減塩醤油:大さじ1/2
・紹興酒(なければ料理酒で代用):小さじ2
STEP1:だしを煮立たせ材料を切る(約4分)
1人用の土鍋にかつおだし・醤油・紹興酒を加え、火にかけます。煮立たせている間に、白ねぎを小口切りに、ニラは3センチ幅の長さに切っておきます。
STEP2:胚芽米ごはんを加える(約30秒)
沸騰したら弱火にし、胚芽米ごはんを投入します。固まらないように菜ばしなどで均一に広げてください。
STEP3:漢方とニラ・しらすを加えてしばらく煮る(約8分)
さらに5種の漢方・ニラ・シラスを加えたら、蓋をして弱火のまましばらく煮ます。
STEP4:溶き卵でとじてネギを散らす(約2分)
好みの硬さになったら少し火を強め、溶き卵でとじます。火を止めてネギを散らせば完成です。
上手に作るためのポイント
初めの時点でだしの味が薄いと感じても、煮込んでいる間に水分が蒸発し、程よい味になってきます。味を調えるのは、溶き卵を加える直前が望ましいでしょう。クコの実を除く4種の漢方は「四神湯」としてパックで売られており、最近では大型スーパーや通販などで気軽に購入することができます。
さいごに
薬膳料理はクセがあって食べづらいと思われている方も多いかもしれません。日本ではまだ馴染みのない食材ですが、調理法を工夫すれば独特の香りも薄れ、筆者にとっては健康的なダイエットに一役買ってくれています。栄養を損なわず、健康的にやせたい方は、ぜひ一度お試しください。
元記事:究極の美食ダイエットレシピ「胚芽米薬膳雑炊」の作り方[nanapi]