10年前と比べて野菜や果物、魚介類の摂取が減少、肉類の摂取が増加しています。これは厚生労働省の調べで分かったことであり、しかも“低収入ほど野菜の摂取量が不足している”そうです。
厚生労働省が示す、“健康を維持するために必要な野菜の摂取目標量は成人で一日当たり350g以上”。しかしながら、現状では高収入層でも男女いずれも283g、低収入層では男性259g、女性267gの摂取量にとどまっており、いずれにせよ厚生労働省の目標からはかけ離れた数値となっています。
怖いのは“野菜不足が生活習慣病のリスクを高める可能性がある”こと。野菜の摂取は糖尿病や高血圧などの生活習慣病を予防する役割を果たすため、できる限りお金をケチらず野菜を食べることが重要といえるのです。
それではできる限りお金をかけずに、たくさん食べれる上に栄養も取れておいしい、そんな野菜は何でしょうか?
いろいろな種類の野菜を摂取し、他の食材とバランスよく食べることが最も望ましいといえますが、ここでは家計の救世主といえる冬だからこそ取りたい、しかも健康効果ありの野菜とそれらを多く食べるための調理方法をご紹介したいと思います。
■1:カルシウムをとるなら“大根やかぶの葉”、“小松菜”
カルシウムが不足すると骨粗鬆症になりやすくなります。そのため、骨粗鬆症を防ぐためにも手頃に摂取でき予防できる野菜として、“大根やかぶの葉”、“小松菜”が他の野菜よりも多く含まれているといえます。
大根やかぶの葉、捨てていませんか? もし捨てているのであれば、お味噌汁に入れたり、漬物、炒めものなどで活用してみましょう。また、小松菜は手頃で購入でき、しかも熱を加えることで、たくさん食べることができます。
“特に20代など若年層でカルシウムは不足しており、外食が増えるほどカルシウム不足が懸念”されますので、できる限り自宅で食事を作ることができる機会を増やすことも重要といえます。
■2:美肌やダイエットにいいのは“白菜”
冬の野菜の代名詞ともいえる“白菜”。1/4カットであれば100円程度で購入できると思います。場合によっては1玉購入してもかなり手頃な値段で買えますよね。
白菜は量も多く手頃に買え、しかもカロリーが低いため、ダイエットにも向いています。しかも、栄養素はビタミンやミネラルをはじめまんべんなく含まれており、美肌効果、風邪予防などにも効果があるといえます。
今の時期であれば、白菜と豚肉を重ね合わせていき、お鍋に敷き詰めて蒸す料理などがたくさん食べることのできる調理方法といえます。ポン酢をかけるだけで美味しく簡単な料理の出来上がりです。料理が苦手でもこれなら簡単に作れますよね。
以上、冬だからこそ食べたい野菜と多く食べるための調理方法について解説しました。なお、野菜をたくさん買い過ぎて家計の無駄にならないように、「年間77kgも損!冷蔵庫の野菜を無駄にしちゃう3要因」もご覧ください。
是非野菜を食べて健康を維持できるように心がけていきましょうね!
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