福島県の子どもの肥満傾向が続いていることが13日、文部科学省が発表した今年度の学校保健統計調査(速報値)で分かった。
5~17歳のうち、6、8、10、13、15、17歳で全国で最も高く、他の年齢でも4位以内に入っていた。文科省は「原発事故の影響で、運動や外遊びを控えたためでは」とみている。
調査は今年4~6月、全国の幼稚園と小中高校生(5~17歳)から、約335万人を抽出。肥満については、身長別標準体重などから割り出した肥満度20%以上の割合を調べた。
全国的には、各年齢の肥満の割合は前年に比べて横ばいで推移している中、福島県では昨年に続き肥満の傾向がみられた。6歳が7・6%、8歳が11・7%、10歳が16・7%、13歳が13・3%、15歳が15・5%、17歳が14・1%で、いずれも全国で最も高かった。被災地では宮城県の12歳(14・2%)が全国1位だった。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/education/20131214-567-OYT1T00188.html