ダイエットを目指している方にとって、糖質は非常に気になりますよね。しかし、糖質が含まれている食べ物は、疲労を回復する作用があるものが多く、味もおいしいものばかりなので、つい誘惑に負けて食べ過ぎてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、みなさんが気になる糖質を多く含む食品と、上手な摂り方のコツをご紹介します。
糖質を多く含む食品と上手な摂り方のコツ
糖質が多く含まれている食品には、さまざまなものがあります。
例えば穀類の場合、ご飯、餅、パン、めん類など、いも類の場合はじゃがいも、かぼちゃ、さつまいも、長いもなど。特に、味つけ缶詰や佃煮などの加工品にも糖質が多く含まれているため、注意が必要です。
私たちは日頃、どのようなことに注意すれば糖質を抑えることができるでしょうか?
●食べる順番を考える
一時期、食べる順番ダイエットという言葉が流行りましたが、食べる順番を工夫することも大切です。一般には1回の食事において、最後に糖質を多く含む主食のご飯を食べることが基本とされています。なぜなら、糖質を摂ると血糖値が急激に上がることによって、肥満が引き起こされると考えられており、副食を先に食べることで血糖の吸収を遅らせることができると考えられているからです。
●食べる時間を考慮する
忙しい現代社会においては、朝食を食べないという方も多くいらっしゃいますが、食べる時間が空きすぎることによって、血液中の血糖値が極端に下がってしまう場合もあります。そのような状況の中で一気に食事を摂ると、血糖値が急激に上がるため、なるべく規則的な時間帯に食事を摂ることをオススメします。もしもそれが難しいのであれば、ドカ食いを避けるためにも、サンドイッチなどつまめる程度のものを間食として食べるとよいでしょう。
●寝る前の食事は避ける
胃腸の消化機能は日中によく働いていますが、寝ている間は、スピードが遅くなります。また、活動量も低下しているため、エネルギーが消費されずに体に蓄積され脂肪がつきやすくなると言われています。ですから、夜はできるだけ早い時間に夕食をすませることをオススメします。