お正月まであと少し。一年に一度しかない、色とりどりのおせち料理を想像するだけで、今からうきうきしますよね。
お正月はゆっくりと過ごすという方は、ついつい色々な料理を食べすぎてしまいます。特におせち料理は、たくさんの食材が並ぶので、カロリーも気になるところです。
少し早いのですが、おせちを食べる前に知っておきたいさまざまな知識についてご紹介したいと思います。
おせち料理のカロリーランキング
おせち料理は保存がきくよう、塩分や糖分が多めに作られています。その結果、カロリーの高いものが多いので、ついつい食べて、こたつでテレビ…なんてしていたら、気が付けば正月太りとなっています。今回、比較的カロリーが高い食べ物を発表しますので、おせち料理を無意識に食べていた方も、食べる量をコントロールして正月太りを防いでみてはいかがでしょうか?
第1位 煮しめ(1人分)
煮しめそのものには、家庭円満の意味があり、使用される食材そのものには、比較的カロリーが少ない物が多いですが、味つけに塩分や糖分などの調味料がふんだんに使われているため、カロリーが高くなります。
第2位 ぶりの照り焼き(1人分)
出世魚の別名もあるブリは、立身出世の意味があると言われています。
第3位 栗きんとん(2粒)
その色が黄色いことから、金運を願う意味が込められているそうですが、甘い栗きんとんは栗2粒分でお餅2個分と同等のカロリーがあるため、食べ過ぎには注意が必要です。
第4位 牛肉のごぼう巻き(1人分)
ごぼうは、地中に長い根を張ることから、土台を固めながら、堅実に暮らせるようにとの意味合いがあるそうです。
第5位 伊達巻(1切れ)
伊達巻の形はうずを巻いているように見えますよね。これは、巻物に似ているとされ、文化の発展を祈願しているそうです。そんな伊達巻は1切れ65kcalで意外とカロリーが高いので、食べ過ぎに気をつけましょう。
おせち料理のまめ知識
おせち料理の「せち」は「節」という漢字を表し、季節の節目に神様に供える食べ物とされていました。一年に五回ある節句の中でも、特に盛大にお祝いをするお正月料理を「おせち料理」というようになったと言われています。
また、おせち料理で使われる食材には、子孫繁栄や豊作などを願う意味や、重箱にも「よいことが重なりますように」との願いが込められているそうです。
お正月はお酒を飲んだり、ゆっくりとリラックスする分、自分でも気づかないうちに暴飲暴食になりやすいものです。
年末の忘年会やクリスマスに、ちょっと食べすぎたと思う方は「お正月が終わってからダイエット!」では手遅れかもしれません。一年の初めから気を引き締めて、賢く食べ物を選びましょう。