「毎日、家族のご飯を作っているけれど、実は苦手……」「作るのは好きなんだけど、なぜかマズい」という方いませんか? コンビニ飯や外食ばかりでは、栄養面が心配。かといって、自分で作ってみても失敗ばかりで憂うつ……とお困りの方、けっこう多いと思います。
苦手だからと料理をしなければ、どんどん苦手意識をもってしまいますし、基礎もわからないままがむしゃらに作っていても、いっこうに料理下手から脱出できません。
そこで、今回は初心者でも失敗しない、調理法の基本をご紹介します。これであなたも脱・メシマズ嫁!
■レシピに忠実に! 目分量、勝手なアレンジは“メシマズ化”が進む
料理の基本のひとつは、味つけですよね。初心者は「それ、むずかしい〜」と思いがちですが、そんなことはありません。初心者のミスでよく聞くのが「砂糖と塩をまちがえて、しょっぱい肉じゃがができちゃった……」といったパターン。あと、調味料の入れすぎ、または少なすぎというパターンもありますね。
味つけの基本は”さしすせそ”の順番と覚えておきましょう。
「さ」・・・砂糖
「し」・・・塩
「す」・・・酢
「せ」・・・しょうゆ(せうゆ)
「そ」・・・みそ
初心者は、できるだけシンプルなものからはじめ、“必ずレシピの分量を守る”ようにすれば、失敗が少なくなります。失敗する人に多いパターンとして、“自分の勘を過信した目分量”やアレンジと称した“独創的な味つけ“があります。慣れるまではレシピ通りの分量で作りましょう。
そして、調味料を加えるたびに味見することをお忘れなく!
■こがすもこがさないも火加減と時間次第
火加減をまちがって「うわ、黒こげ!」なんて経験もありますよね。これも、基本は味つけと同じで、必ずレシピにしたがうこと。それと、調理する前に、この食材は火がよく通っていないと危ないかどうかも考えましょう。
たとえば豚肉や鶏肉のソテーの場合、はじめは強火で表面にこげ目をつけます。その後は火を弱め、完全に中まで火が通るようにすれば、こがさなくてもすみます。火を弱めたあと、フタをするのもおすすめ。
揚げ物の火加減は、さらにむずかしいですが、これもレシピにしたがい、必ず油の温度を温度計でチェックしてください。そうすれば、揚げ物がベトベトに……といった失敗は防げます。
あと、ナベを火にかけたまま忘れてこがす、なんていうこともありますが、これを防ぐには、”タイマーをセットしておくこと”をおすすめします。
お料理は、経験がものをいいます。とにかく自分でやってみること。めんどうなあと片付けも、続けていれば、お料理をしながら徐々にやっていくテクも身についていくので大丈夫。ただ、初心者にとって、最初から自己流はだめです。まずは、忠実に守ってくださいね。
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