子育てなどで仕事を離れていた女性に、子育てと仕事の両立について、考えてもらおうという催しが長岡市で開かれました。
この催しは、子育て世代を支援する長岡市の市民グループが開いたもので、子育てのために仕事を辞めた女性や現在、育児休暇を取得している女性などあわせて5人が参加しました。
この中で、5歳の子どもを育てながら社会保険労務士として仕事を続けている高野真規さんが仕事に復帰した際、家事や育児に割く時間が大幅に減った経験を振り返り、「限られた時間をどう使うのか、仕事に復帰する前に、あらかじめ家族で話し合っておく必要がある」と述べました。
そのうえで、自分の家庭のルールとして、夫とはとくに、家事の分担を決めず、それぞれが空いた時間に声をかけあって行っていることや食事の買い出しや部屋の掃除は、休日にまとめて行っていることなどを紹介しました。
ゼロ歳の子どもと参加した38歳の母親は、「再就職したいと考えています。参加する前は不安でしたがはなしを聞いて、がんばればできるんじゃないかと勇気をもらいました」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033551191.html?t=1386375586420