長岡署は28日、泥酔状態のため署内で保護していた長岡市四郎丸1、無職、谷川研一さん(72)が、保護した翌朝に死亡したと発表した。同署は谷川さんを司法解剖して死因を調べ、監視態勢が適切だったかどうかを調査する。
同署によると、27日午後3時ごろ、同市弓町1の歩道で、「男性が酒に酔って寝ている」と通行人から110番通報があった。現場に駆けつけた署員が谷川さんを保護し、署内保護室の布団に寝かせた。ところが、翌日午前6時半ごろ、巡回の署員が、谷川さんの意識が無いことに気付いた。同市内の病院に救急搬送したが、同7時40分に死亡が確認された。
同署によると、保護室は1時間ごとに署員が巡回している。監視カメラもあり、署員が常に様子を確認できる状態だったという。【真野敏幸】
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20131129ddlk15040098000c.html